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平成23年度地方財政審議会議事要旨(平成23年5月17日)

日時

平成23年 5月17日(火)10時00分〜11時40分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委 員) 神野 直彦(会長)  佐藤 信  木内 征司
       中村 玲子  松本 克夫

(説明者) 自治行政局地域自立応援課地域振興室 課長補佐 大原 茂稔

議題

平成22年度地域づくり総務大臣表彰について
 今回の議題は、平成22年度に行われた地域づくり総務大臣表彰について、表彰の目的、受賞者の決定方法、平成22年度受賞者の概要等を説明するものである。

要旨

標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。

(主な内容)

○ 都道府県が推薦する以外に推薦の途はないのか。行政とは関わりなく活動している団体・個人などもあると思うが。
→ 審査の実務上、窓口を都道府県としているが、県の担当者にはできるだけ事例を掘り起こす努力をしていただくようにお願いしている。

○ 受賞者に地域的な偏りがあるような気がするが、担当者の熱意により差が生じているのではないか。
→ そういう一面はあるだろう。地域的な偏りについて特に配慮はしていないが、地域づくり懇談会委員からも推薦をお願いしている。

○ 地域のいいところを見つけ出して評価するのは大変良いことである。ただ、受賞団体には、産業づくり的な活動が多く、相互扶助による生活レベルでの活動が少ないように思える。地域外からの企業誘致など、地域内の生活需要をみたすものでなく地域外の需要をみたすための施策は一時的なもので長く続かない。生活に根付いたものがあればよいのだが。
→ 商売での成功事例にのみ目を奪われることのないようにしたい。一過性のものではなく、息長く続く活動を選定していきたい。

○ 表彰して終わりではなく、表彰者を生かせる仕組みはあるのか。
→ 過去の受賞者に対するフォローアップ調査を行っている。また、企画段階ではあるが、今年度の表彰では、過去の受賞者も招いて一般公開のシンポジウムをしたいと考えている。

○ 「過疎地域自立活性化優良事例表彰」と被るのではないか。
→ 確かにそういう面もあるが、過疎は固有の課題を持っているのに対して、地域づくり総務大臣表彰は、小さなことでも何か地域で光る活動を見つけ出し幅広く表彰するもので、意義がある。

○ 名前が知られている団体や個人などは概ね既に表彰されているのか。
→ 22年度は例年に比べて受賞者がやや多かったが、これは表彰されるタイミングの問題もあり、有名な団体・個人でも、まだ表彰されていないところは当然あると思う。

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