平成28年度地方財政審議会（2月28日）議事要旨

平成29年2月28日（火）10時00分〜11時45分

地方財政審議会室

（委員）堀場 勇夫（会長） 中村 玲子 鎌田 司
宗田 友子 植木 利幸
          
（説明者）自治税務局都道府県税課 課長 川窪 俊広
 

平成30年度税制改正に向けた検討課題について
今回の議題は、平成30年度税制改正に向けた地方税における検討課題について、説明を受けるものである。
 

• 説明資料

標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
 
（主な内容）
 
○森林吸収源対策に係る地方財源の確保について、地方団体の財政面からは重要なものである。森林が多い地方団体は、人口が減少している場合が多いと考えられるが、一方で必要な行政経費が減るわけではない。そういった地方団体の財源が確保されることが重要である。
 
○森林吸収源対策に係る地方財源の確保について、どのような仕組みになるにせよ、地方財源として確保できることが重要である。
 
○地方消費税の清算基準は、税収を最終消費地に適切に帰属させるためのものだが、統計上の制約もあり、今の形になっている。今後、どこまで利用可能な統計データを把握できるのかが重要ではないか。
 
○地方消費税の清算基準は、長年の蓄積がある。今までの考え方を踏まえた上で、どのように検討していくか考える必要がある。