平成30年度地方財政審議会(9月18日)議事要旨
日時
平成30年9月18日(火)10時00分〜11時20分
場所
地方財政審議会室
出席者
(委員)堀場 勇夫(会長) 中村 玲子 鎌田 司
宗田 友子 植木 利幸
(説明者)自治財政局財務調査課 財政健全化専門官 脇本 篤
自治財政局交付税課 理事官 柴田敦司
議題
(1) 夕張市財政再生計画の変更の同意について
今回の議題は、夕張市財政再生計画の変更の同意について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第10条第4項の規定に基づき、審議するものである。
当計画の変更については、北海道夕張市より総務大臣あてに協議のあったものである。
(2) 平成30年度9月期交通安全対策特別交付金の額の決定について
今回の議題は、道路交通法附則第21条の規定に基づき、交通安全対策特別交付金の交付に際し、審議するものである。
資料
要旨
I 議題「(1)夕張市財政再生計画の変更の同意について」
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
(主な内容)
○ ズリ(不純物や土砂が混入した石炭)山から、どのようにしてエネルギー化されているのか。
→ ズリ山から純粋な石炭を取り出して、最終的に調整炭として利用されている。
○ 今回の調査事業でCO2回収も目指せるのか。
→ CO2を石炭層に戻した上で、メタンガスとして回収することの可能性についての調査も含まれている。
○ ズリ山の対応について、どのくらいで減災が完了したといえるのか。
→ ズリからの純粋な石炭の選別は年間10万トンしか処理できない。ズリ山自体は約3000万トンあるため、単純計算で300年かかることになる。したがって、処理能力の向上により採算性を上げていく必要があり、そのための調査事業である。
○ 市の診療所では対応できない救急搬送が必要な患者が発生した場合は、どこの病院へ救急搬送することになるのか。
→ 事案にもよるだろうが、高度な医療技術が必要な場合は、札幌市内の大きな病院に搬送することが多いと聞いている。
II 議題「(2)平成30年度9月期交通安全対策特別交付金の額の決定について」
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
(主な内容)
○ 交通安全施設等整備事業費に占める交通安全対策特別交付金の割合はどれぐらいなのか。
→ 交通安全対策特別交付金は、単独事業に充当することとなっている。平成28年度決算において、交通安全対策特別交付金の総額(580億円)は、交通安全施設等整備事業費(単独事業分:1,548億円)の約4割となっている。また、補助事業分も含めた全体の事業費に対する割合は、約2割となっている。
〇 交通安全施設等整備事業費の推移は。
→ ここ5年間で見ると、大きな変動はない。
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