平成30年度地方財政審議会(2月1日)議事要旨
日時
平成31年2月1日(金)10時00分〜11時50分
場所
地方財政審議会室
出席者
(委員)堀場 勇夫(会長)宗田 友子 植木 利幸
野坂 雅一 星野 菜穗子
(説明者)自治財政局財政課 財政企画官 進 龍太郎
自治財政局財務調査課 課長補佐 宮野 哲史
自治財政局交付税課 理事官 高野 一樹
議題
(1) 財政課所管事項について
今回の議題は、財政課所管事項について、説明を受けるものである。
(2) 平成31年版「地方財政の状況」(地方財政白書)について
今回の議題は、地方財政法第30条の2第1項の規定に基づき、内閣から国会に報告する地方財政の状況を作成するに当たり、その説明を受けるものである。
(3) 平成30年度分の地方交付税の交付時期及び交付額の特例に関する省令案について
今回の議題は、平成30年度補正予算及び平成三十年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律(以下「平成30年度補正法」という。)に基づく平成30年度普通交付税の増額分を、地方交付税法第16条第2項に基づき交付するための省令制定に際し、地方交付税法第23条の規定に基づき、審議するものである。
(4) 平成30年度分の普通交付税の額の変更決定について
今回の議題は、平成30年度補正予算及び平成30年度補正法による平成30年度普通交付税の増額に伴う各地方団体への交付額の変更に際し、地方交付税法第23条の規定に基づき、審議するものである。
資料
要旨
I 議題「(1)財政課所管事項について」
標記の件について、説明を受けた。
II 議題「(2)平成31年版「地方財政の状況」(地方財政白書)について」
標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
(主な内容)
○ 「地方財政の状況」(地方財政白書)の第3部(最近の地方財政をめぐる諸課題への対応)については、地方財政の厳しい現状や課題をできるだけ明確に書いてほしい。
○ 「地方財政の状況」(地方財政白書)の読者は、地方自治体を想定したものなのか。
→ 地方自治体の職員や地方財政を研究する方などが主な読者だと思われるが、幅広い国民に読んでもらいたいと考えている。
○ 地方自治体をはじめとする読者に対して分かりやすいものとなるよう、概要版も含めて、地方財政白書の読みやすさを引き続き追求してほしい。
III 議題「(3)平成30年度分の地方交付税の交付時期及び交付額の特例に関する省令案について」、「(4)平成30年度分の普通交付税の額の変更決定について」
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
(主な質疑)
○ 今回の普通交付税の増額分の地方団体の取扱としては、繰り越す団体が多いのか。
→ 交付税は地方の一般財源であるため、増額分の取扱についても地方団体によって様々である。
○ 補正予算に伴う普通交付税の増額規模は過去も同じ程度なのか。
→ 当該年度の調整額の規模によるが、同じ程度である。
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