平成30年度地方財政審議会(3月12日)議事要旨
日時
平成31年3月12日(火)10時15分〜11時30分
場所
地方財政審議会室
出席者
(委員)堀場 勇夫(会長)宗田 友子 植木 利幸
野坂 雅一 星野 菜穗子
(説明者)自治財政局財務調査課 財政健全化専門官 脇本 篤
自治財政局地方債課 地方債管理官 乾 隆朗
議題
(1) 夕張市財政再生計画の変更の同意について
今回の議題は、夕張市財政再生計画の変更の同意について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第10条第4項の規定に基づき、審議するものである。
当計画の変更については、北海道夕張市より総務大臣あてに協議のあったものである。
(2) 事故繰越となる事業等に係る資金区分の変更について
今回の議題は、平成28年度、平成29年度及び平成30年度に同意した地方債等の資金区分の変更にあたり、地方財政法第5条の3第11項等の規定に基づき、審議するものである。
資料
要旨
I 議題「(1)夕張市財政再生計画の変更の同意について」
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
(主な内容)
○ 拠点複合施設整備事業について、当初平成30年度に実施することとしていた工事を平成31年度に実施することとした理由は何か。
→ 積雪期などを踏まえ、一部の工事は平成31年度に実施することとしたが、供用開始は予定通り平成32年3月に行うと伺っている。
○ 予算額を上回るふるさと納税が寄せられているが、ふるさと納税業務に係る委託費も増額しているのか。
→ 委託費用についても、計画計上額から4,200万円増額して当初予算を組んでいる。
II 議題「(2)事故繰越となる事業等に係る資金区分の変更について」
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
(主な内容)
○ 変更協議額は年度によって増減にどのような傾向があるのか。
→ 年度によって変動はあるが、大規模災害が発生した翌年度は、繰越となった多くの災害復旧事業等が更に事故繰越となる場合もあり、変更協議額が多額になる傾向にある。
○ 地方自治体において変更協議後の資金の借入れを滞りなく行えるのか。
→ 一般的に、地方自治体は資金区分の変更を前提に金融機関等と事前に調整をしていると思われ、借入れに支障を来したという話は聞いていない。
ページトップへ戻る