令和元年度地方財政審議会(8月2日)議事要旨

日時

令和元年8月2日(金)10時00分〜12時00分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委員)堀場 勇夫(会長)宗田 友子 植木 利幸
野坂 雅一 星野 菜穗子
 
(説明者)自治財政局公営企業課準公営企業室 理事官 桑原 健

議題

病院事業の概要について
今回の議題は、公立病院の現状や財政措置について、説明を受けるものである。

資料

要旨

標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
 
(主な質疑・内容)
 
○ 公立病院は民間病院には担えない役割を担っている。単に民間と同様の経営効率化を求めるだけでは不十分ではないか。
→公立病院が担う不採算部門や特殊医療など民間では担えない部門に対しては、繰出基準を設けて一般会計からの繰出しを認めており、基準内の繰出しについては、交付税措置を行っている。不採算医療等における収支差については原則として繰出しを認めているので、それ以外の医療については、公立病院であっても民間病院と同様、経営努力をすべきものと考える。
 
○ 中小規模病院の経営赤字の要因は、民間を含めた病院事業としての問題なのか、公立病院ならではの問題なのか、それとも個々の病院の経営努力不足の問題なのか。
→地域によって要因は様々であり、一概には言えないところである。ただ、公立病院については、へき地医療や救急医療などにより収支の見合わない部分について一般会計繰出を認め、地方財政措置を講じている。それでもなお赤字である病院については、経営努力が必要であると考える。

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