令和元年度地方財政審議会(8月20日)議事要旨

日時

令和元年8月20日(火)10時00分〜10時30分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委員)堀場 勇夫(会長)宗田 友子 植木 利幸
野坂 雅一 星野 菜穗子
 
(説明者)自治財政局地方債課 課長補佐 能見 駿一郎

議題

令和元年度国の予算等貸付金債の同意等について

今回の議題は、地方公共団体からの協議又は許可申請に対して総務大臣が同意等をするに際して、地方財政法第5条の3第11項又は同法第5条の4第7項の規定に基づき、審議するものである。

資料

要旨

標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。

(主な内容)

〇 地方債計画額に対して同意等額の執行率が30%となっているが、近年の同意等額と比較してどうか。

→ 地方債計画は秋の需要量調査等に基づいた額を計上しており、近年の 傾向として最終的には計画額を上回っている。国の予算等貸付金債は平成28年度より届出の対象としているところ、総務省としては届出の活用を促しており、今後各省庁等の予算執行スケジュールに応じて、届出の活用等により執行率も伸びると見込んでいる。

〇 中小企業高度化資金貸付金について特徴のある団体はあるのか。

→ 中小企業高度化資金貸付金は、近年の災害対応もあり国の予算等貸付 金債の中で大きな割合を占める状況である。今回の同意等額24.5億円のうち20億円は、北海道の地域中小企業応援ファンド事業で、これはファンド運用のために貸付けられた原資を運用し、その運用益を中小企業者に対して助成する仕組みとなっている。今回の北海道分は、平成21年度貸付け分の償還期限が到来したことから、ファンド事業の継続のため一度償還をして新規に借入れるものとして申請がされている。

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