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令和2年度地方財政審議会(7月7日)議事要旨

日時

令和2年7月7日(火)10時30分〜11時15分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委員)堀場 勇夫(会長)宗田 友子 植木 利幸
            野坂 雅一 星野 菜穗子
 
(説明者) 自治財政局財務調査課 財政健全化専門官 荘 博彰
                自治税務局市町村税課 課長 恩田 馨
 

議題

(1)夕張市財政再生計画の変更の同意について
 今回の議題は、夕張市財政再生計画の変更の同意について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第10条第4項の規定に基づき、審議するものである。
 当計画の変更については、北海道夕張市より総務大臣あてに協議のあったものである。

(2)平成31年総務省告示第179号(特例控除対象寄附金の対象となる都道府県等の指定に係る基準等を定める件)の一部改正について(決裁案件)
 今回の議題は、平成31年総務省告示第179号の改正について、地方税法第37条の2第8項及び第314条の7第8項の規定に基づき、審議するものである。

資料

要旨

I 議題「(1)夕張市財政再生計画の変更の同意について」

 標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。

(主な内容)
○ 夕張市においては、住民に対する行政サービスが厳しい水準である一方、財政調整基金残高の標準財政規模に対する比率は類似団体と比較して高くなっているが、このことについてどのように考えるか。
→ 夕張市においては、財政再生計画に基づいた財政運営を行う中で毎年度生ずる剰余金を財政調整基金に積み立てているところ。
 平成29年3月の計画の大幅見直しにより、計画終了後を見据えた地域再生への取組みを行うこととしており、今後、財政調整基金を有効に活用しながら、財政再建と地域再生の両立を図っていくことになる。


II 議題「(2)平成31年総務省告示第179号(特例控除対象寄附金の対象となる都道府県等の指定に係る基準等を定める件)の一部改正について」

 標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。

(主な内容)
○ 今般の最高裁判所判決と告示2条2号の改正との関係は。
→ 最高裁判所判決において、募集適正基準とは指定対象期間における寄附金の募集の態様に係る基準であると判示されたことを踏まえ、将来の指定対象期間に係る基準として明確化する改正を行った。

○ 今後の指定に当たっては、見込額で審査を行うということか。
→ 次期指定対象期間における寄附金受入額とその募集に要する費用の額の見込額に関する書類、前年度の実績に関する書類、前年度の実績の改善策に関する書類を提出いただき、審査を行う。 

○ 基準の適用に当たっては、今般の最高裁判所判決も踏まえ、慎重を期した運用に努めていただきたい。

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