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令和2年度地方財政審議会(9月29日)議事要旨

日時

令和2年9月29日(火)10時30分〜12時00分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委員)堀場 勇夫(会長)  宗田 友子    植木 利幸
            野坂 雅一      星野 菜穂子

(説明者) 自治税務局企画課 課長補佐 西村 高則
                自治財政局財政課 財政企画官 山本 周
                自治財政局地方債課 地方債管理官 山中 学
                自治財政局財政課 課長補佐 清水 敦
 

議題

(1)令和2年度9月期における地方譲与税譲与金の譲与について
 令和2年度9月期に航空機燃料譲与税、特別とん譲与税及び森林環境譲与税を譲与するに際し、航空機燃料譲与税法第6条の2、特別とん譲与税法第4条の2及び森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律第33条の規定に基づき、審議するものである。

(2)自動車重量譲与税法施行規則の改正について
 自動車重量譲与税法施行規則を改正するに際し、自動車重量譲与税法(昭和46年法律第90号)第6条の2の規定に基づき、 審議するものである。

(3)令和3年度地方交付税等の概算要求(案)について
 今回の議題は、令和3年度地方交付税等の概算要求(案)について、説明を受けるものである。

(4)令和3年度地方債計画(案)について
 今回の議題は、令和3年度地方債計画(案)の策定に際し、説明を受けるものである。

(5)「令和3年度の地方財政への対応等に向けた課題の整理」について

資料

要旨

I 議題「(1)令和2年度9月期における地方譲与税譲与金の譲与について」「(2)自動車重量譲与税法施行規則の改正について」

 標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。

(主な内容)
○ 航空機燃料譲与税について、新型コロナウイルス感染症の影響で譲与額が減少しているとのことだが、個別団体ごとに影響の出方に違いはあるのか。
→ 着陸料収入割は全体として減少しており、騒音世帯割は騒音範囲内の世帯の増減が生じており個別団体ごとの譲与額に影響を及ぼしている。



II 議題「(3)令和3年度地方交付税等の概算要求(案)について」

 標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。

(主な内容)
○ 令和3年度地財の仮試算の地方税・地方譲与税はどのように見込んだのか。
→ 内閣府のGDP四半期速報の雇用者報酬の伸び率など、課税ベースに関する最新の指標の動向を反映させて見込んでいるが、あくまでも現時点での仮置きの数値として見込んでおり、年末の地財に向けて国税の見積り等も踏まえて適切に見込んでいく。

○ この仮試算には、新型コロナウイルス感染症への対応など緊要の経費分については反映されているのか。
→ 予算編成過程で具体的な内容が決まっていくものと承知しており、仮試算上は反映していないが、地方負担への影響も想定されることから、今後、各省庁の予算編成の議論の状況を注視していく必要があると考えている。



III 議題「 (4)令和3年度地方債計画(案)について」

 標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。

(主な内容)
○ 民間等資金のうち、市場公募資金が増加しているが、近年全国型市場公募地方債発行団体は増えているのか。
→ 総務省として、市場公募地方債の発行を推進しており、全国型市場公募地方債発行団体は令和元年度に1団体、令和2年度に2団体増加し、現在58団体となっている。



IV 議題「(5)「令和3年度の地方財政への対応等に向けた課題の整理」について」

 標記の件について、意見交換を行い、とりまとめた。

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