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令和3年度地方財政審議会(9月10日)議事要旨

日時

令和3年9月10日(金)10時30分〜11時30分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委  員) 宗田 友子  植木 利幸  野坂 雅一  星野 菜穗子

(説明者) 大臣官房企画課 課長補佐  橋本 直明
       自治財政局財務調査課 財政健全化専門官  荘 博彰

議題

(1)総務省重点施策2022について

 今回の議題は、令和4年度の総務省重点施策について説明を受けるものである。


(2)夕張市財政再生計画の変更の同意について

 今回の議題は、夕張市財政再生計画の変更の同意について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第10条第4項の規定に基づき、審議するものである。
 当計画の変更については、北海道夕張市より総務大臣あてに協議のあったものである。

資料

要旨

I 議題「(1)総務省重点施策2022について」

標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。

(主な内容)
○ デジタル庁と総務省の役割分担の整理のもと、お互いが連携して予算措置、執行を行うこと。デジタル・ガバメント関連予算について、地方負担の有無については、その理由をよく整理した上で措置する必要がある。

○ 高齢者等に向けデジタル活用支援は、国費による企業やNPO等からの活用支援と、地方財政措置もある自治体からの活用支援の両面から広く取り組むことが重要。

○ 熱海市土石流災害を踏まえたハイスペックドローン等の整備について、できるだけ全国の各消防本部に配備されるようにすべきではないか。

○ 3年前の西日本豪雨を踏まえた対策や、今後の首都直下型地震、南海トラフ地震への備えの観点といった、消防・防災の本筋の面からの予算措置が重要である。防災・減災、国土強靱化5か年計画も策定されていることから、公共インフラ整備も大事だが、消防防災力・地域防災力の充実にしっかり取り組んでいく必要がある。



II 議題「(2)夕張市財政再生計画の変更の同意について」

標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。

(主な内容)
○ 危険空家緊急対策について、幸福の黄色いハンカチ基金繰入金を財源としているのはなぜか。
→ 空家の解体等に係る費用は所有者が負担することが前提であるが、所有者である会社が解散していたり、所有者の資力に問題があったりする場合においては、緊急性の観点から、地方団体が当該費用を立て替えざるを得ないことがある。夕張市においては、このような場合に、幸福の黄色いハンカチ基金を活用することが可能であることから、当該基金からの繰入金を財源とした。

○ 「変更に必要となる一般財源については、財政調整基金繰入金により対応」とのことであるが、新型コロナウイルス感染症対策の財源として、新型コロナウイルス対応地方創生臨時交付金を財源とすることは難しいのか。
→ 新型コロナウイルス感染症対策の財源として当該交付金を想定しているが、当該交付金の交付決定がなされるまでの間は、一般財源で対応することとしている。

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