総務省トップ > 組織案内 > 審議会・委員会・会議等 > 地方財政審議会 > 会議資料 > 令和3年度 > 令和3年度地方財政審議会(12月21日)議事要旨

令和3年度地方財政審議会(12月21日)議事要旨

日時

令和3年12月21日(火)10時30分〜12時00分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委 員)
 堀場 勇夫(会長)  植木 利幸  野坂 雅一  星野 菜穗子

(説明者)
 自治税務局企画課 課長 田辺 康彦
 自治税務局固定資産税課 課長補佐 古川 大樹
 自治財政局地方債課 理事官 五月女 有良

議題

(1)令和4年度税制改正大綱について
 今回の議題は、令和4年度税制改正について、説明を受けるものである。
 
(2)地方税法第389条第1第1号及び第2号の償却資産を指定する件の一部改正について
 今回の議題は、地方税法(以下、「法」という。)第389条第1項の規定により、総務大臣又は都道府県知事が価格等を決定し、関係市町村へ配分する償却資産について、既に指定(告示)した内容を一部改正するに際し、法第389条第6項の規定に基づき、審議するものである。

(3)総務大臣配分資産に係る平成29年度分から令和3年度分までの固定資産税の課税標準となるべき価格等の修正について(令和3年12月修正分)
 今回の議題は、法第389条に規定する償却資産の所有者からの報告等に基づき、既に決定・配分した価格等を修正するに際し、法第417条第3項の規定に基づき、審議するものである。
 
(4)令和4年度における当せん金付証票の発売許可について
 今回の議題は、当せん金付証票法に基づき、令和4年度における当せん金付証票(宝くじ)の発売について許可するに際し、当せん金付証票法第4条第3項の規定に基づき、審議するものである。

資料

要旨

I 議題「(1)令和4年度税制改正大綱について」
 
 標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
 
(主な内容)
○ 令和3年12月10日(金)に与党において決定された「令和4年度税制改正大綱」に関する地方税の概要及び課題等についての意見交換を行った。
 

II 議題「(2)地方税法第389条第1第1号及び第2号の償却資産を指定する件の一部改正について」、「(3)総務大臣配分資産に係る平成29年度分から令和3年度分までの固定資産税の課税標準となるべき価格等の修正について(令和3年12月修正分)」
 
 標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
 
(主な内容)
○ 例年に比べると、今年の特徴はどのようなものがあるか。
→ 新型コロナウイルスの影響が出ていると考えられるが、航空機は減少している。一方、船舶の大臣配分資産は増加していて、コロナによる影響の回復を見越して船舶を購入しているなどの傾向がある。また、電気事業について、太陽光発電や風力発電の事業者が増加している。
○ 太陽光発電が配分資産として指定されているのはなぜか。
→ 太陽光パネルやケーブルを含め、大規模に発電・送電を行う施設が複数市町村にまたがっていると知事配分資産に、複数都道府県にまたがっていると大臣配分資産として指定される。今回は九州で大規模なメガソーラーが市町村にまたがっていたため、知事配分として対象となる。一方、一市町村内であれば市町村に申告することになる。
○ 太陽光パネルが一市町村のみに設置されていて、ケーブルが各市町村にまたがっている場合は知事配分となるのか。
→ 発電施設と送電用のケーブルも含め、全体を一の資産として評価すべきものは知事配分資産となる。また、洋上風力発電施設なども送電のケーブルが複数市町村にまたがっている場合は配分資産となる。


III 議題「(4)令和4年度における当せん金付証票の発売許可について」
 
 標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
 
(主な内容)
○  令和3年度の宝くじの売れ行きはどうか。
→ 12月時点で、対前年同時期の売上実績を200億円程度上回っており、令和2年度の販売実績(8,160億円)を上回る見込みとなっている。

ページトップへ戻る

地方財政審議会
サイドナビここから
サイドナビここまで