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令和3年度地方財政審議会(1月25日)議事要旨

日時

令和4年1月25日(火)10時00分〜11時20分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委 員)
 堀場 勇夫(会長)  宗田 友子  植木 利幸  野坂 雅一  星野 菜穗子
  
(説明者)
 自治財政局準公営企業室 理事官  目貫 誠
 自治財政局地方債課 理事官  五月女 有良

議題

(1)公立病院の経営強化について
 今回の議題は、今後の公立病院経営強化に係るスケジュールや公立病院経営強化ガイドラインの方向性、公立病院経営強化に係る地方財政措置の拡充・延長について説明を受けるものである。
 
(2)令和4年度における当せん金付証票(ドリームジャンボ・ドリームジャンボミニ)の発売許可について
 今回の議題は、当せん金付証票法に基づき、令和3年度における当せん金付証票(宝くじ)の発売について許可するに際し、当せん金付証票法第4条第3項の規定に基づき、審議するものである。

資料

要旨

I 議題「(1)公立病院の経営強化について」
 
 標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
 
(主な内容)
○ ガイドラインは公立病院だけの視点でなく民間病院も含めて地域の機能分担を考えていく必要があるのではないか。
→ 地域の医療提供の役割や分担については地域医療構想調整会議で協議されることとなっており、当会議を活用して議論してもらうことを想定している。
○ 医師確保等喫緊の課題への対応が求められている中で、経営強化プランの策定期間について前倒しはできないのか。
→ 令和6年度から始まる第8次医療計画や令和6年度からの医師の時間外労働規制への対応、また、地域医療構想の検証・見直しについて令和4年度及び令和5年度に行うことを求められていることとの整合性を図るため、プランの策定についても令和4年度及び令和5年度中としたところである。
○ 公立病院の機能分化・連携強化は「複数病院の統合」よりも「複数病院の相互の医療機能の再編」が多くなると見込んでいるのか。
→ これまでの例では複数病院の統合の場合が多い。不採算地区病院は立地上ほかの病院との統合が難しいことから、今回対象要件の一部見直しを行うこととしている。
○ 不採算地区病院等への特別交付税措置の基準額引上げを継続することとしているが、不採算地区病院等への財政支援はさらに必要ではないか。
→ 不採算地区病院の経営が厳しい要因が新型コロナウイルス感染症か、人口減少や医師不足かは精査していく必要がある。令和4年度においても新型コロナウイルス感染症拡大の収束の目途がつかないことから基準額の引上げ措置を継続している。
○ 医師派遣の財政措置拡充によってどのような効果を期待しているのか。
→ 特に派遣元病院における負担額を軽減することによって都道府県立病院などの基幹病院から市町村立の公立病院への派遣がさらに進んでいくことを期待している。
 

II 議題「(2)令和4年度における当せん金付証票(ドリームジャンボ・ドリームジャンボミニ)の発売許可について」
 
 標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
 
(主な内容)
○ 社会全体にSDGsが浸透してきている状況や民間企業のESGへの注目度が高まっている状況を踏まえ、宝くじの広告でも、宝くじが社会貢献していることPRしても良いのではないか。

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