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令和4年度地方財政審議会(12月23日)議事要旨

日時

令和4年12月23日(金)10時15分〜11時50分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委 員)
 小西 砂千夫(会長)  宗田 友子  西野 範彦  野坂 雅一  星野 菜穂子

 (説明者)
 自治財政局財政課 課長 新田 一郎
 自治財政局地方債課 地方債管理官 内村 義和

議題

(1)令和5年度地方財政対策について
今回の議題は、令和5年度地方財政対策について、説明を受けるものである。

(2)令和5年度地方債計画について
今回の議題は、令和5年度地方債計画について、説明を受けるものである。

要旨

議題(1)令和5年度地方財政対策について
 
標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
 
 (主な内容)
 
○ 自治体の施設の光熱費高騰への対応について、増額分の700億円は普通交付税算定上はどのように措置されるのか。
 
→ 普通交付税の単位費用により措置することとしている。
 
○ 脱炭素化推進事業費(仮称)について、既存の公共施設等適正管理推進事業費の脱炭素化事業とどのように異なるのか。
 
→ 脱炭素化推進事業費(仮称)は、再生可能エネルギー及び公共施設等のZEB化について、新たに新築も対象に加えることとしたほか、公用車における電動車の導入についても新たに事業の対象に加えることとしている。
 
 
○ 一般会計における加算措置について、なぜ令和5年度に予定していた加算額の一部を後年度に加算するよう加算時期の調整を行ったのか。
 
→ 令和5年度地財対策においては、予定していた一般会計からの加算額の一部について、将来の交付税総額の安定的な確保の観点から、後年度に加算するよう、加算時期の調整を行うこととしたもの。

議題(2)令和5年度地方債計画について
 
標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
 
(主な内容)
 
〇 グリーンボンドと通常の市場公募債において、利率、発行コストの点で差は出るものなのか
 
→ 利率については、10年債などではグリーンボンドの発行利率が1bp低くなった例を確認している。一方で、グリーンボンドは外部評価機関の評価を受ける必要があり、それに伴うコストが発生するという面もある。
 
○ 地方債計画額については、地方公共団体の資金調達に影響を与えるものなのか。
 
→ 地方債計画は、地方債の予定額に関する書類であり、地方公共団体が地方債を起こす上での指針や量的基準としての機能を有するものである。
 民間等資金については、地方債計画額を超えて地方債を発行することが可能であるため、地方公共団体の資金調達に影響は与えない。
 

資料

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