令和4年度地方財政審議会（2月28日）議事要旨

令和5年2月28日（火）10時00分〜11時00分

地方財政審議会室

（委　員）
　小西 砂千夫（会長）　　宗田 友子　　西野 範彦　　野坂 雅一　

（説明者）
　内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局
　参事官補佐　塗師木　太一

デジタル田園都市国家構想の推進について
今回の議題は、デジタル田園都市国家構想の実現に向けた取組について、説明を受けるものである。

標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
 
（主な内容）
 
○デジタル田園都市国家構想総合戦略における施策間連携について、国が中心となって進めていくものはあるか。
→　地域ビジョンの実現に向け、SDGs未来都市や脱炭素先行地域などを選定し、重点的に支援していく。
 
○地方版総合戦略について、地方公共団体にはいつまでに策定・改訂してもらうのか。また、実りある戦略としてもらうため、国としてはどのような支援を行っているのか。
→　期限は設けていないものの、まち・ひと・しごと創生法において、地方版総合戦略は国の総合戦略を勘案して策定するよう努めなければならないと規定されていることから、早期に国の総合戦略を勘案した地方版総合戦略となるよう努めていただきたい。また、国としては、実りある戦略としていただけるよう、デジタル技術を活用した取組の先進事例などを「地方版総合戦略の策定・効果検証のための手引き」においてお示ししている。
 
○地方への説明会の中で、どういった意見があったか。
→　デジタルの力によらない地方創生も引き続き進めてほしいといったご意見があり、デジタル田園都市国家構想総合戦略においても、これまでの地方創生の取組について改善を加えながら推進していくことが重要である旨を記載している。
 
○デジタル田園都市国家構想について、経済成長や生活の質の向上など目指すところが多岐にわたっているが、目的をより明確にした方が良いと思う。

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