3月26日に市町村の住基ネットCS(以下、「市町村CS」という。)で発生したシステム障害及びその対応状況は以下のとおりです。
(※ CS:住基ネットにおいて市町村に設置されているコミュニケーション・サーバ)
- 発生した事象
<日時>
○ 3月26日
<内容>
○ 市町村(231市町村)CSの更改に伴う修正プログラムを3月26日に配布したところ、市町村 CSに保存されている本人確認情報のうち、3月26日の更新分について不具合(文字化け)が発生しました。
○ これに伴い、市町村CSから文字化けした更新情報を受信した都道府県サーバが、これを正常でない情報と認識し、更新情報の受信を停止しました。
- 対応状況
<原因>
○ 修正プログラムのミスによるもの(外部からの攻撃や不正アクセスによるものではなく、データ流出もありません)
<対応>
○ この修正プログラムによる不具合は、日々実施しているサーバの再起動により解消します。多くは翌日に回復し、3月29日中には全団体で対応済みであることから、これに伴い、市町村CS同士の通信は可能となり、転入・転出等の市町村間の手続には問題ありません。
○ 市町村CSから都道府県サーバへの更新情報の送信の回復にはプログラムの修正が必要となり、そのためのプログラムを指定情報処理機関から3月29日に配付し、4月2日中に適用完了予定です(適用作業中にCSを停止した市町村がありましたが、適用終了後、回復します)。これにより、市町村CSから都道府県サーバに正常なデータが送られることとなります。
○ 3月26日に発生した文字化けデータについては、4月5日までに、都道府県サーバに送信できるよう修正する見込みであり、指定情報処理機関からの国等への本人確認情報の提供に支障がないよう対応してまいります。