総務省では、電波の公平かつ能率的な利用を確保するため民間ボランティア（電波適正利用推進員※1）に委嘱し、地域社会の草の根から電波の適正な利用に寄与する活動を行っています。
この活動の1つに、講演や電波を使った実験などを通じて、電波の利用やルールについて理解を深めてもらうための電波教室※2があります。
今回、電波適正利用推進員協議会ホームページ内に、気軽にオンラインで受講できる中高生向け電波教室の講座（eラーニングシステム）が開設されましたので、お知らせします。
1 中高生向け電波教室の講座の内容
（1）暮らしを支える電波
スマートフォン、放送、電子レンジなど、暮らしを支えるところに電波が利用されていることについて説明します。
（2）暮らしを守る電波
消防、警察などの情報収集などに電波が利用されて暮らしが守られていることについて説明します。
（3）そもそも電波とは
電波の特徴について説明をします。
（4）ルールを守ろう
技適マーク取得など電波を適切に利用するためのルールがあることについて説明します。
（5）電波監視24時
警察などと共同で不法無線局の取締を実施していることについて説明します。
2 利用方法
利用には、電波適正利用推進員協議会ホームページ（
https://www.cleandenpa.net/
）から次の手順で利用のためのID、初回用URLを事前に取得・設定していただく必要があります。
- 電波適正利用推進協議会ホームページの右下、「電波を学ぼう!中高生向けeラーニング講座」のアイコンをクリックします。（別の画面が開きます。）
- 「電波の「なんでだろう？」を学ぼう！中学生・高校生向け eラーニング講座」ページ（https://www.cleandenpa.net/el-students/index.html）の登録フォームをクリックします（別の画面が開きます。）。
- 中高生向けeラーニング受講ID申請フォームに必要事項（メールアドレス、学年、受講理由）を選択し、送信ボタンをクリックします。
- 登録したメールアドレスにログインID、初回用のURLなどが記載されたメールが届きます。あとは、メール本文の記載などを参考にログインをして、受講してください。
【参考】
※1 電波適正利用推進員
総務省では、「民間ボランティアの協力のもと、地域社会に密着した立場を生かした電波利用に関する周知啓発活動及び相談・助言業務を実施することにより、地域社会の草の根から、電波の公平かつ能率的な利用を確保する。」ことを目的として、民間ボランティアを電波適正利用推進員（以下、「推進員」という。）に委嘱して、電波教室の開催などの活動に協力いただいています。
※2 電波教室
電波教室は、推進員が講師となり、電波が利用されている場面、電波のルールを守る必要性の紹介、電波を利用するラジコンの操作、ミニラジオの組立など電波を体感できる場を組み合わせた教室となっており、小中高生が参加しています。
今後とも気軽に中学生・高校生に学んでいただけるようオンライン講座（eラーニングシステム）を開設し、利用開始しました。
