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会見発言記事

川端総務大臣閣議後記者会見の概要

平成23年12月6日

冒頭発言

 おはようございます。私の方からは、ありません。

質疑応答

一川防衛大臣の進退問題(1)

問:
 幹事社の共同通信です。幹事社から2問、お伺いをいたします。最初に1問目。一川防衛大臣の進退に関する質問ですが、沖縄をめぐる一連の発言でですね、野党側は一川防衛大臣の問責決議案を提出するという考えを明らかにしておりますけれども、与党内でも辞任論をおっしゃる方もいらっしゃいますが、一川さんのその責任について、どのようにお考えなのか。沖縄担当の大臣としてお聞かせいただけますでしょうか。
答:
 と言いますか、大臣のそれぞれの行動は、職務を一生懸命やるというのは当然でありますけれども、そのことを含めて、任命権者である総理がお考えになることでありますので、私の方からの特段のコメントは差し控えさせていただきます。

国家公務員の給与臨時特例法案、郵政改革法案

問:
 もう1問、お伺いをいたします。昨日、平野国対委員長が自民党側に9日までの会期で延長せずに閉じるという方針を伝えたようですけれども、これによって、公務員給与の臨時特例法、それから、郵政の方も成立が難しい状況になっておりますけれども、これについてどのようにお考えなのか、お聞かせいただけますでしょうか。
答:
 国対委員長がどういう趣旨で、どういう中身をおっしゃったかは、ちょっと、私、詳細に承知いたしておりませんが、今、給与法に関して、あるいは、郵政法案に関して、それぞれ自民党さん、公明党さん含めて、いろいろなレベルで、これからのことについて協議されているというふうに思っていますので、政府としては、会期内、この国会でどうしても成立させていただきたいということで、政党間の協議を見守りたいと思っています。
問:
 大臣、すみません。公務員の給与法の関係なのですけれども、早期成立をという立場だと思うのですが、次期通常国会への先送りということも模索されているようですが、先送りされた場合、どういった問題が出てくるのか、どういうふうにお考えでしょうか。
答:
 いやいや、だから、この国会でどうしても通していただきたいと。先送りなんていうことを想定はしておりません。

一川防衛大臣の進退問題(2)

問:
 追加で、すみません、もう一つ、お伺いします。先ほど、一川防衛大臣の責任について、任命権者の総理がお考えになることだとおっしゃいましたけれども、野党側はですね、その総理の一川防衛大臣への任命責任というのも、問う声が挙がっておりますが、総理の任命責任について、どのようにお考えになりますでしょうか。妥当だと。
答:
 だから、それは、総理に任命された私がどうこう言うものではありません。

出先機関改革

問:
 すみません。出先のですね、移管のことなのですけれども、昨日ですね、民主党の地域主権調査会でですね、大分、民主党内からも、かなり疑問視する声がですね、相次いでいたみたいなのですが、政府としてのスケジュールは、変わりはないということでよろしいのでしょうか。
答:
 政府・与党の方針の中で、政府としてアクション・プランが閣議決定されているわけですから、その中身に沿って、誠実に、着実に進めるということに関しては、これは、与党においても御理解を頂いているという前提でありますので、その中身を、どういうふうに具体的にしていくかということに関してのね、議論はあると思いますけれども、こういうことをやってはいけないという議論は、あるはずはないというふうに思っていますけれども。

周波数オークション

問:
 大臣、すみません。読売、川嶋です。先日の会見、その前の国会答弁でですね、電波オークションについては、導入を見送るという趣旨の発言があったのですけれども、それ、同じタイミングの閣議後会見で、蓮舫大臣がですね、総務省はこれから検討する段階になって、これから検討してくれると思うという趣旨の、また発言を蓮舫大臣がされているのですけれども、これ、今後、どういうふうに考えればよろしいでしょうか。
答:
 ですから、提言型仕分けで、いろいろな御提言をされたという、趣旨は、電波で言えば電波をオークションにしていくという方向を持つべきだと。そのことに関しては、我々もそういうふうに思っていますし、そういう中で、ただ、700、900に関しては、既に政府としての方針に基づいて、国会に法律を出して、その法律が8月31日から動き出したのに沿ってやっているものにまで、見直しを、オークションにかけろというのは、御提言に関しては無理だということですから、トータルとして、基本的に、私は、あの仕分けによって来年度予算編成に最大尊重することと、中長期の提言に関してはしっかり受け止めたいと。しかし、ごく短期と言いますか、直前の部分に関しては、ちょっと、それは、趣旨には沿うことは、基本的に難しいという判断をして、中長期に関してと予算に関しての部分に、どう仕分けの御趣旨を反映できるかは、今、一生懸命検討しております。
問:
 よろしいですか。ありがとうございました。
答:
 はい、ありがとうございました。

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