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会見発言記事

川端総務大臣閣議後記者会見の概要

平成24年4月17日

冒頭発言

 おはようございます。瓦礫推進バッヂ。流木の廃材というか、杉を利用して、みんなの力で瓦礫処理という。廃材を使うということと、これを作るという仕事を作るという。そして、啓蒙するということのようです。私の方からは、という話は、閣議の前に開かれた瓦礫に関する関係閣僚会合で配布されたものです。ほかに閣議ではありません。

質疑応答

出先機関改革(1)

問:
 幹事社時事通信から、出先機関改革についてお伺いします。全国市長会の会長によりますと、昨日、大臣と会談なさいまして、 出先機関の移譲に関して、一般市町村の関わりを明確にしてほしいという要望をされたということですが、この受け止めについてお願 いします。
答:
 昨日、国と地方の協議の場の後に、若干意見交換をしたときに、市長会はいろいろな御意見があるということで、その中で、や はり、いわゆる出先機関改革というか、いろいろな物事を進めていく段階を含めて、市町村と都道府県の意思疎通はよく図ってほしい ということと同時に、いろいろな仕組みとして、そういうものがどういうふうになっていくのかというのに、非常に関心を持っている というお話は承りました。我々も、市町村等のいろいろな各会合の意見聴取をしておりますが、そういう中でも出ている部分を、多分 、市長会としての立場として、集約されて言われたのかなというふうに思っています。もっともな御意見だと思っています。

国交大臣の下呂市長選挙問題、都知事の尖閣諸島購入発言

問:
 大臣、テレビ朝日の小野です。直接、総務省と関係無いかもしれないですが、閣僚としてということで2点お伺いします。一つ は、例の岐阜県下呂市長選の前田国交大臣の問題で、政務官を辞任させるという形で幕引きをしているというふうに言われているので すが、これについて。
答:
 政策秘書官ではないでしょうか。
問:
 そうですね。それについて、閣僚としてどのようにお考えかということが一つと、もう一つは、石原都知事が尖閣諸島を購入す るということを、訪問先のワシントンで発言しているのですが、それについて、どのようにお考えか、その2点をお願いします。
答:
 閣僚としてのコメントはありませんね、両方ともね。はい。国交大臣の一連のことに関しては、国交大臣の御判断を含めての対 応だと思いますので、それは御自身がとられる対応は、そういうものだと思います。それは、私がとやかく言うものではないと思いま す。
 都知事の話は、新聞で読んだだけですから、詳しく、まだ事実関係は分かりませんので、今のところコメントのしようもないという ことです。

出先機関改革(2)

問:
 大臣、最初におっしゃった出先機関の関係のお話をちょっと伺えればと思うのですが、出先機関の関係で、一応アクション・プ ラン推進委員会と地域主権戦略会議、できれば月内に開きたいという声があるというふうに伺っているのですが、政府としての考え方 を、この月内に取りまとめるという方向で進めているのかどうなのか、今の進捗状況を伺えますでしょうか。
答:
 確定はしていませんが、連休という大きな休みが入りますから、それとやはり総理の強い御意向として、可能な限りこの国会に 法案を出す、出すように最大限努力しろということでありますので、そういう日程を見ると連休もあるということで言うと、連休前に 一定の、先ほどありましたけれども、各般の御理解は、役所、それから、都道府県、市町村、それぞれの部分含めての大きな方向性、 年末にまとめたのを踏まえ、より進んだ形でまとめられたらいいなとは思っております。まだ、日程的に確定はできていませんが、相 場観で言えば、月内にまとめられたらいいなと思っています。
問:
 その中で、さっき前田大臣の話も出ましたが、国交省がかなりやはり、抵抗と言いますか、批判を強めているというようなお話 が聞こえてきますけれども、政府内での取りまとめというのは可能だというふうに見ていらっしゃるのでしょうか。
答:
 さっき申しましたように、国との調整、都道府県との調整、市町村との調整でありますから、そこに国との分では国交省も、特 別に抵抗しているとは思っていませんが、いろいろすりあわせは進めているし、まとめるということは、それも決着させるということ です。
問:
 ほか、よろしいでしょうか。
答:
 はい、ありがとうございました。

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