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会見発言記事

新藤総務大臣閣議後記者会見の概要

平成25年2月19日

冒頭発言

 おはようございます。それでは、閣議後の会見を始めたいというふうに思います。

【「第1回車座ふるさとトーク」(1)】
 今朝の閣僚懇談会におきましては、2月の17日、日曜日に、木村総理補佐官とともに、徳島県神山町を訪問し、「第1回車座ふるさとトーク」、この開催した旨の報告を行いました。この、「移住・交流による元気なふるさとづくり」、これをテーマにいたしまして、地域の方々17名と車座で対話を行いました。そして、現場の方から、貴重な御意見を伺うことができたと思っておりますが、大変有意義なトークだったと思います。そして、地元NPOと連携した移住・交流施策に取り組む神山町では、企業のサテライトオフィスを視察するとともに、また、その隣の町であります葉っぱビジネスで有名な上勝町に参りまして、地域の元気を創造している現場、特に90歳のおばあちゃんがですね、タブレット端末を持ってビジネスを展開しているわけですね。そして、そのおうちは、結局、親子4代で暮らしている。そういうことになっているわけでありますが、そういう地域の元気をですね、直接自分の目で見て、肌で感じてまいりました。総務省においては、「地域の元気創造本部」、こういったものを立ち上げまして、地域活性化の視点からの成長戦略を検討しているところでありますが、こういったいろいろな機会をとらえましてですね、その解決策の答えを見つけていきたいと、このように思っているところであります。

 私の方からは以上であります。

質疑応答

衆議院選挙制度改革

問:
 幹事社、時事通信、丸山です。定数削減を含む衆院の選挙制度改革についてお伺いしたいのですが、政党間の調整によるものですが、その調整のめどがついておりません。国会の方も、今後、日程が窮屈になってくる形ですが、今国会中に結論が出るかどうか、その辺どう御覧になっていらっしゃるか、大臣の御見解をお願いいたします。
答:
 これは、定数削減などの選挙制度、この在り方は、議会政治の根幹に関わる重要課題でありますから、これはもう、各党、各会派においてですね、各党協議の場において、積極的な議論が行われるというふうに思っておりますし、それを期待をしております。また、総理からもですね、今国会中に、この、結論を得て、そして、必要な法改正を行うと、こういう目標を示されているわけでありますから、これが達成されるように、私も期待をしたいと、このように思います。

国家公務員制度改革

問:
 大臣、すみません。朝日新聞の河口と申します。1点、公務員制度改革の関係で、基本的なところについてお尋ねしたいのですが、民主党政権の時代にはですね、労働基本権、基本権についてですね、付与する法案も出ましたけれども、現在の政権においてはですね、この基本権の問題についてはどのような対応をとられるのか、公務員制度改革の基本法のですね、期限も迫っていますけれども、この辺りの対応をどのようにされていく方針なのかという辺りをお願いできればと思います。
答:
 これは、与党の議論も踏まえてですね、我々としての政権の方針、形というものを示していきたいというふうに思っております。まだ具体的に皆さんに御報告できるようなところまでの作業は煮詰まっておりませんが、いずれにしても、これは喫緊の課題でありますので、しっかり取り組まなければいけないと、このように思っています。

「第1回車座ふるさとトーク」(2)

問:
 大臣、すみません、先ほどの冒頭の御発言で、閣僚懇での御報告を受けて、何か会話があったとか、対話があったというのは。
答:
 閣僚の皆さんからは、今後どのように展開していくのか、その方針というか、計画を示してほしいということで、大変関心は示していただいたと、このように思っています。各閣僚、そして、副大臣、政務官が手分けをしてですね、いろいろなところに出かけて行って、国民と直接、この政権が触れ合う機会を作ろうと、こういう安倍総理の主旨でありますから、それを我々しっかり実行していきたいと、このように思います。
問:
 ほか、よろしいでしょうか。では、ありがとうございました。
答:
 ありがとうございました。

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