総務省トップ > 広報・報道 > 大臣会見・発言等 > 新藤総務大臣閣議後記者会見の概要(平成25年10月8日)

会見発言記事

新藤総務大臣閣議後記者会見の概要

平成25年10月8日


 10月8日の閣議後記者会見の模様です。この日は、憲法改正国民投票法の改正、閣議後の加藤内閣官房副長官訪問及び靖国神社秋季例大祭について新藤総務大臣が質問に答えました。


冒頭発言

 それでは、閣議後の会見を始めさせていただきます。本日は、私の方から御報告することはございませんので、皆さんからの御質問を受けたいと思います。

質疑応答

憲法改正国民投票法の改正について

問:
 幹事社の読売新聞です。すみません。1点、御質問します。自民党がですね、国民投票法の改正に当たりまして、昨日、公務員に賛否における勧誘などですね、メッセージ活動を一部容認する方針というのを固められました。一方でですね、今後は、特定の公務員を除外するとかですね、後、あるいは罰則規定などですね、そういったことに焦点が移っているわけですけれども、現段階でこうした方針を固めたことについて、公務員制度を所管する総務大臣としての御見解、受け止めをお願いします。
答:
 ただいまの質問につきましてはね、憲法改正の国民投票法の附則において、公務員が、この国民投票に際して行う憲法改正に関する賛否の勧誘、それから、その他意見の表明ですね、こういったものに制限されることのないようにと。このように必要な検討を加えて、法制上の措置を講ずるものと。これ、附則に書かれているわけでありますから、その附則に沿った御議論がなされたのだと、このように私は承知をしております。いずれにしても、これは、憲法改正は国会の発議によるものでありますから、そういった中でですね、この与党内の調整、それから、国会での議論、こういったものを注視をしてまいりたいと思いますし、私どもは、その方針が定まったならば、それに対応していきたいと、このように考えています。

閣議後の加藤内閣官房副長官訪問について

問:
 朝日新聞、岡本です。閣議後に加藤副長官のところに行かれたと思うのですが、これは特区法案か何かの調整状況の報告とか、そういったことでよろしいでしょうか。
答:
 加藤副長官とは、正に副長官ですから、もろもろのいろいろな事務的な調整が必要となるもの、それの前裁きでですね、お話、打合せすることがございます。ですから、1点に絞ったというよりは、お互いにしょっちゅう連絡を取り合ってますので、その中でのお話でありまして、特別に何か具体的なことで相談したと、こういうことではありません。普段の事務的な打合せの一環でやらせていただいたと、こういうことです。
問:
 では、その国家戦略特区の法案はですね、この15日の国会開会に提出は間に合いそうですか。その見通しを教えていただいてもいいですか。
答:
 国家戦略特区については、これは、総理自らですね、この国会に法案を提出すると、こういうような想い、方針を示していただいておりますから、我々はそれを実現するために、今、作業をしているということでございまして、煮詰めていると、こういう状態です。

靖国神社秋季例大祭について

問:
 すみません、何度も。朝日新聞の岡本ですが。ちょっと全然色合いの違う質問なのですが、間もなくですね、靖国神社のですね、秋季例大祭があると思うのですが、大臣は恐らく参拝されるとは思うのですけれども、飯島内閣官房参与がですね、首相に是非、参拝をしてほしいというような、参拝を求められているのですが、大臣は総理の参拝について、どうすべきだというふうにお考えでしょうか。
答:
 これは、私と同じだと思います。それぞれ個人のですね、信教の自由の範囲で、私的行為として行うわけですから、そのときに総理の御都合、それからお考え、そういったもので御判断されるものと思いますし、私もそのようにしております。ですから、総理がどうされるべきかというのは、私がコメントすることではないと思いますし、総理は総理で、いろいろお考えになっていると思います。
問:
 では、念のため伺いたいのですが、御自身はどういうふうにされる予定ですか。
答:
 私は毎回、御質問いただくとお答えしておりますけれども、日常的にお参りしている場所でもあります。ですから、その時の都合、日程上の都合ですとかね、そういうものも踏まえますし、自分の心に従って、その時に判断していきたいというふうに思います。あらかじめ、そもそも、あの神社に行くとか行かないとか、そういうことを表明して、それが話題になること自体が、私はいかがなものかと思っておりまして、これは、あそこは魂が静かに眠る場所でありますから、私も一人の、自分のですね、思いをもってお参りする場所だと思いますので、毎回同じ答えで恐縮でありますけれども、今回もそのようにしようと思っています。
問:
 ありがとうございます。各社さん、いかがでしょうか。それでは、よろしいでしょうか。では、大臣、ありがとうございました。
答:
 はい。

ページトップへ戻る