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会見発言記事

新藤総務大臣閣議後記者会見の概要

平成25年12月6日


12月6日の閣議後記者会見の模様です。冒頭、新藤総務大臣から、NHKの平成24年度決算、業務報告、総務大臣の意見等、経済対策のうち総務省の施策、がんばる地域交付金について説明した後、国家戦略特区法案、特定秘密保護法案をめぐる国会の動き、NHK松本会長の退任について新藤総務大臣が質問に答えました。


冒頭発言

 おはようございます。それでは、今日は時間がございませんので、恐縮ではありますが、閣議後の会見をさせていただきたいと思います。

【NHKの平成24年度決算、業務報告、総務大臣の意見等について】
 まず、NHKの平成24年度決算、業務報告書、国会に提出することにつきまして、総務大臣の意見を付して国会へ報告すると、こういうことにつきまして閣議決定を行いました。
 業務報告書に付する総務大臣の意見につきましては、これは「おおむね所期の成果を収めた」とする一方で、外国人向けのテレビ放送の充実、それから、スーパーハイビジョン4K、8Kの推進等につきまして、引き続き積極的な取組をお願いしたいということを、意見として付させていただきました。

【経済対策のうち総務省の施策について】
 それから、もう一つは、昨日、「好循環実現のための経済対策」が閣議決定されました。この中に、総務省のミッションとアプローチ2014に基づく施策を盛り込まさせていただいております。
 後ほど、総務省関連施策のですね、資料を配付し、事務方からの説明をさせていただきたいと思います。

【がんばる地域交付金】
 併せて、今回の補正予算におきまして、がんばる地域交付金というものを創設したいと考えております。これは、アベノミクスによる景気回復の効果を全国に波及させるという観点から、財政力の弱い市町村であっても、地域活性化に向けた事業に取り組めるような措置をしたいと、こういうことでございます。
 詳細につきましては、引き続き関係省庁と連絡調整をいたしますが、いずれにしても、この地域活性化に向けてがんばる市町村が、本交付金をですね、有効に活用できるように取り組んでまいりたいと考えております。

 私の方からは以上です。

質疑応答

国家戦略特区法案

問:
 幹事社からお願いします。国家戦略特区法案ですけれども、審議最終日を迎えました。今後は来週辺りに特区諮問会議を立ち上げるとか、そういうようなスケジュール感でよろしいのでしょうか。
答:
 まずは、法案成立に全力を尽くしている最中でございます。その成立後はですね、スピード感をもって、様々な、ものは進めていきたいと、このように考えております。期限はいつというふうに切っているわけではありませんが、それはスピード感をもってやっていきたいと思います。

特定秘密保護法案をめぐる国会の動き

問:
 大臣、すみません。特定秘密保護法案をめぐる会期末国会の動きについて、大臣としてですね、野党の動き等、どのように受け止めていらっしゃるかというところをお聞かせ願えればと思います。
答:
 これは、国会運営のことでございますから、与野党間の議論が伯仲する、また、政策的議論が深まることは良いことだというふうに思っております。しかし、一方で、日程をめぐってのですね、やり取りですとか、またその、為にするような行動、こういったものは、私は言論の府としてですね、是非、良識をもってやっていただきたいと、このように思っております。ですから、政府側とすれば、この法案の審議をですね、深めて、十分なものにしていく、それが期待をしておりますし、我々もそれに努めていきたいと思っています。

NHK松本会長の退任

問:
 よろしいでしょうか。昨日、NHKの松本会長が、今期限りで退任なさるということをおっしゃいましたが、御所感があればお聞かせください。
答:
 突然のことではございますし、それは、会長が御自身で御本人のお考えを述べたのだとすれば、それを受け止めざるを得ないというふうに思いますが、いずれにしても、経営委員会の中で今後のことについてはですね、今、議論されている最中でありますし、それは経営委員会が所管することであります。また、松本会長自身につきましては、非常に積極的にNHKの運営に当たられて、いろいろな所期のですね、所定の成果というのを上げられているのではないかなと、このように思っております。
問:
 ほか、よろしいでしょうか。大臣、ありがとうございました。
答:
 はい。

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