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会見発言記事

野田総務大臣閣議後記者会見の概要

平成30年2月13日

冒頭発言

 おはようございます。
 今日、私の方から報告はありません。
 
 
 

質疑応答


東京都作成の冊子に対する受け止め

問:
 幹事社から質問します。今年年末に決めます2019年度税制改正では、地方法人課税の偏在是正が焦点になります。東京都は、このことに反論を見せたパンフレットを作りました。その中では、東京都は、都合のいいATMだと厳しい文言が並んでいますけれども、こうした動きについてどのように受け止めていますか。
答:
 それについては、私は、よく知りません。ただ、これまで取組んできたことというのは、社会保障をはじめとする住民生活に密着している行政サービス、これを地方団体が安定的に提供していただくためには、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系が望ましい。こういう路線でずっとやってきています。
 そのために、これまでも地方税源の偏在是正に取組んでまいりました。最近、地方税収が全体として増加する中で、それによって、結果、地域間の財政力格差が再び拡大している傾向にあります。
 平成30年度の与党税制改正大綱では、都市も地方も支え合って、共に持続可能な発展をしていくために、新たな抜本的な取組が必要であるというふうにされました。
 今後、そういうことを踏まえて、地方法人課税の偏在是正をする新たな措置について、平成31年度税制改正において、結論を得るように検討を進めていこうと思います。

大雪に伴う除雪費用の支援

問:
 相次ぐ大雪で除雪費用が嵩んで、財政支援を求める声が東北や北陸の自治体で相次いでいますけど、どういう対応をされるかお聞かせください。
答:
 まず始めに、大変な大雪で犠牲になられた方々もおられていて、心からご冥福を申し上げます。また、大雪で御苦労される方にお見舞い申し上げたいと思います。
 連日そのニュースを拝見していますと、大変なことだなと。私たちにできることは、とにかく最善を尽くさなければならないと思っています。予算委員会の場においても、数多くの委員から、その御指摘をいただいております。大変雪の多い今年度ですから、しっかりと通常の取組をするとともに、3月の特別交付税においても、十分な、丁寧な手当をしてまいりたいと思っています。

憲法改正への考え

問:
 憲法改正についてお聞きします。自民党の改正推進本部、全議員対象というわけではないんですけれども、9条の自民党案とりまとめに向けて具体的な案というか、条文案、出す人は出してほしいとあるんですけれども、今のところ、大臣は自分のお考えを御呈示するお考えはあるでしょうか。
答:
 私自身が近々政策集なるものを出そうと思っていて、そこにつきましては、私なりに検討を重ねているところなので、検討中ということで。
問:
 政策集に憲法改正について、大臣のお考えを盛り込む。
答:
 当然それは、それぞれ国会議員の義務というか、しっかりと自分の意見を発出しなければいけないと思っていますので、少々お待ちをいただければ。

問:
 ほかはありますか。では、ありがとうございます。
答:
 ありがとうございました。

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