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会見発言記事

野田総務大臣閣議後記者会見の概要

平成30年6月1日

冒頭発言


 おはようございます。
 私の方からは、今日は、報告はありません。


質疑応答

規制改革推進会議の取りまとめ

問:
 放送制度改革に関してなんですけれども、規制改革推進会議での答申が近く取りまとめされるとされています。これまでの会議のワーキンググループなどでの会議の議論の受け止めと、答申に向けての望むものというか、お考えをお聞かせいただけますでしょうか。
答:
 規制改革推進会議における放送改革に関する検討については、総務省としては先方の求めに応じてヒアリングに出席をし、そして、説明を行うなど、これまで議論に協力をしてまいりました。
検討課題としては、「通信・放送の融合が進展する下でのビジネスモデルの展開の方向性」などが示されていることは承知していますが、具体的な取りまとめの内容については承知しておらず、総務省としてのコメントは差し控えさせていただきます。

セクハラ対策

問:
 昨日、安倍総理のところにセクハラ対策のことでお話にいらしたと思うんですけれども、改めてどういったお話があったか教えていただけますでしょうか。
答:
 昨日は、まず女性活躍担当大臣として、今月開催を予定している「すべての女性が輝く社会づくり本部」その取りまとめの内容についてご説明をしました。
 月曜日にメディア関係者、関係省庁等に集まっていただいて、セクシュアル・ハラスメント対策に関するラウンドテーブルを開催しましたので、その結果・内容について報告をさせていただいた後に、総理の方から今回のセクシュアル・ハラスメント事案は看過できない。そして、セクシュアル・ハラスメントの予防、被害の救済、再発防止を図るために、早急に対策をまとめてほしいと、そういう強い指示をいただいたところです。
 内容については、今、調整をしていますが、今国会中に実効性ある対策を取りまとめたいと思っています。
問:
 最近、自民党内でですね、子どもは3人産まなければいけないですとか、男が育児は迷惑ですとか、そういった発言が相次いでおりまして、子育て層を中心にいかがなものかという声が上がっておりますけれども、大臣、どのように認識なさっていらっしゃいますでしょうか。
答:
 個人として、私は多様性を重んじるということで進んできましたので、そういう意見も当然国民の中で、どの程度は分かりませんけれども、あると受容しつつ、そういうエピソードだけでなく、今、総理自らが国難で全力で取り組まなきゃならないという少子化対策ですから、私たちはエビデンス、例えば国勢調査等による公的統計等のデータによって、相当深刻であると。
 抜本的に様々な取り組みをしなければならないというところに立って、政策推進に取り組んでいるところです。
 いちいち個別のご発言に対して反応する余裕もございませんので、私たちは安倍総理の下の子育て支援をしっかり実効性あるものにしていけばいいかなと、そういうふうに思っています。

閣議でのかりゆし着用

問:
 今日のかりゆし、服装。ポイントと、ご気分みたいなのは。
答:
 今日は閣議で全員大臣がかりゆしを着用するということで、着てまいりました。
 ポイントは、わりと地味な性格なので、すてきな柄がたくさんあるんですけれども、落ち着いた色調を選びました。あとは、着心地はとても楽で、非常にゆったりとした、総理ともさっき閣議前、気分がいつもと違ってゆったりとしているねというような話をさせていただきました。
 たまたま今日、お隣にお座りだったので。

新4K8K衛星放送開始半年前セレモニー

問:
 先ほどの放送改革の話が出ましたが、一方で、今日4K8Kの放送開始まで半年ということでイベントも行われますが、そこらへんについてはどんなふうに期待されていますか。
答:
 放送分野での個人消費者の普及はもちろんのこと、受像機の販売は好調だと聞いています。
 とは別に、非常に高精細、高画質ということで、医療関係とか遠隔での様々な取り組みにも既に実証実験に取り組まれているということで、非常に魅力的なイノベーションだと思っているので、なかなか、キャンペーンが遅れているんじゃないかという声があるんですけれども、実際にそこに遭遇していただくと、4K8Kの良さというのは実感してもらえますし、これからの国民の生活の利便に直結するものであるということも踏まえて、精いっぱい国民の皆さんへの普及に努めていければなと思います。



問:
 ありがとうございました。

大臣の動画はこちら(YouTube)別ウィンドウで開きます

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