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会見発言記事

石田総務大臣閣議後記者会見の概要

令和元年8月15日

冒頭発言

おはようございます。
私からはありません。
 

質疑応答


熱中症予防対策

問:
  熱中症に関連してお伺いしますが、消防庁が昨日発表した速報値では、先週1週間、熱中症での救急搬送の方の数が1万3,000人近くに上っておりまして、これは去年の同じ時期に比べて1.5倍ということになっているということです。熱中症による死者、亡くなられた方も少なくない中で、消防庁を所管する大臣として、現状の認識をどのようにお考えか、あるいは国民に対する注意喚起など、どのようにお考えか教えていただけますでしょうか。
答:
  今ご指摘のように、熱中症による救急搬送人員は、梅雨明け以降急増いたしております。
  消防庁では、全国の消防本部に通知を発出いたしまして、熱中症予防の積極的な啓発をお願いすると共に、「熱中症対策リーフレット」や消防庁のホームページの熱中症情報、さらにツイッターなどでの呼びかけを通じまして、住民の皆さんに適度な休憩やこまめな水分補給などの注意喚起を図っているところであります。
 また、熱中症による救急搬送人員の半数以上が65歳以上の高齢者となっていることから、特に高齢者の方々には、熱中症予防等の健康管理に十分ご注意をいただきたいというふうに考えております。引き続きまして関係省庁等と連携しながら、住民に対しまして熱中症の予防を呼びかけてまいりたいと思っています。


日本郵政株式会社に対する報告徴求

問:
  かんぽの問題に関してなんですが、日本郵政に対して報告徴求命令を出されたかと思います。事実関係と、このタイミングで日本郵政に命令を出された理由と、金融庁との連携を今後どのようにとられるお考えか教えてください。
答:
  かんぽ生命保険の不適切な営業に関して、不利益を受けたかんぽ生命の契約者の特定及び権利回復とともに、顧客本位のサービスの提供に向けて、抜本的な改善策の早急な検討を求めるために、8月8日に、日本郵政株式会社に対して報告するよう求めました。6月19日には、日本郵便株式会社に対し報告を求めたところでございますけれども、今回、日本郵政グループ全体のガバナンスの強化、コンプライアンスの徹底を図る観点から、日本郵政株式会社に対して報告を求めたものでございます。 今、関係省庁との話がございましたけれども、総務省は日本郵政株式会社法を所管する立場から、そして、金融庁は保険業法を所管する立場から、両省庁で連携のうえ、報告を求めたものでございます。 総務省としては、9月末の報告結果等を踏まえまして、厳正に対処してまいりたいと考えております。


楽天モバイルの携帯基地局の開設状況

問:
 総務省は楽天モバイルに対して、四半期報告で楽天モバイルに対して、いわゆる基地局の整備計画に関して遅れがあるというふうに指摘して、口頭で注意を促したということですけれども、楽天側は、限定的なサービスを10月1日にも始めるというふうに表明していますが、当初の目論見ではフルサービスを総務省としては求めていたと思うんですけれども、総務省としては限定的なサービスではなくて、もっとちゃんとしたサービスの開始を求めていたと思うんですけれども、開設の遅れについて、大臣としては、どうお考えになっていますでしょうか。
答:
  今ご指摘がありました楽天モバイルの携帯基地局の開設状況について、本年3月に具体的な計画の提出を求めたところでございまして、6月末時点において計画からの進捗に遅れが見られました。このために、7月17日に今年度末までの開設数計画値を確実に達成するための修正計画の提出及び実行を要請したところでございます。総務省としては、楽天モバイルについて引き続き、携帯基地局整備の進捗状況を確認するとともに、サービスが適切に提供されるように取り組んでまいりたいというふうに思っております。
  また、緊急通報の確保や利用者への説明など、電気通信事業者としての義務が確実に果たされるよう、確保してまいりたいというふうに考えております。今現時点では、そういうコメントになるかと思います。

問:
 ほか、よろしいでしょうか。なければ、ありがとうございました。
答:
 どうもありがとうございました。
大臣の動画はこちら別ウィンドウで開きます(YouTube)

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