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会見発言記事

武田総務大臣閣議後記者会見の概要

令和3年2月24日

冒頭発言

  おはようございます。
  私の方からは、今日は特段ありません。

質疑応答

国家公務員倫理の遵守(1)

問:
  幹部の、いわゆる接待問題についてお伺いします。22日に調査結果が国会に報告されました。この内容の受け止めと、本日中にも処分を下すとされていますが、今後の対応についてお聞かせください。
答:
  この度は、度重なる総務省幹部職員の会食に係る週刊誌報道で、多くの国民の皆様方の疑念を招くに至りました。深くお詫びを申し上げたいと思います。
  今回の調査で倫理法違反の疑いのある事実が認められた事案が、12名延べ38件に上ることとなったこと、その中には、幹部職や管理職が多数いたこと、また、一部の職員については、このような事実が繰り返されていたことに、私自身、大変驚いておりますし、また残念であり、大変深刻に受け止めている次第であります。
  本日までに調査を終え、その結果を国家公務員倫理審査会に報告するとともに、懲戒処分案についても国家公務員倫理審査会に承認申請する予定となっております。
  私としては、今回の問題は、倫理法令違反に対する認識の甘さ、知識の不足が大きな要因と考えており、誤りを犯させない、繰り返させないために、日頃からの意識付けや事前事後のチェックなど、再発防止策を速やかに実施に移すこととしてまいりたいと思います。
  また、今回の違反事案によりまして、国民の強い疑念の目が向けられることになったことを重く受け止め、この間の実際の意志決定がどのように行われたのか、行政が歪められるといった疑いを招くことが無かったかについて改めて確認するなど、全力で国民の信頼回復に努めてまいりたいと考えております。
  以上です。

愛知県知事に対する解職請求(リコール)

問:
  愛知県知事のリコールの不正署名問題ですが、県の選管が告発しましたけれども、大臣の受け止めをお願いします。
答:
  リコールの件については、愛知県選挙管理委員会が愛知県警察本部に対して告発状を提出したことは承知しております。
  総務省としては、今後の捜査に予断を与えることのないようコメントは差し控えたいと思いますが、いずれにせよ、直接請求制度は代表民主制度を補完する重要な制度であります。制度への信頼が損なわれることがないように、徹底的な真相究明が求められるものと考えております。

国家公務員倫理の遵守(2)

問:
  先程、改めて行政が歪められないように確認すると言われましたが、どういう形でと、今の段階ではお考えでしょうか。
答:
  ヒアリング等を通じて、そうしたことがなかったかどうかということになろうかと思います。
問:
  何か報告書みたいなものを改めて出されるお考えはありますでしょうか。
答:
  具体的なやり方等については、今から煮詰めていきたいと思います。

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問:
  よろしいでしょうか。ありがとうございます。
答:
  はい。
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