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会見発言記事

武田総務大臣閣議後記者会見の概要

令和3年9月7日

冒頭発言

おはようございます。

【総合防災訓練】

   本日、総務省において、首都直下地震を想定した、私を本部長とする非常災害対策本部会議訓練を行いました。
   この会議は、新型コロナ対策としてオンライン方式を交え人数を制限して実施したところであり、被害状況と総務省の対応状況についての確認を行いました。
   訓練の中では冒頭、「何よりも人命第一で、災害応急対策に政府一丸となって総力を挙げて取り組むように」との総理指示を伝えるとともに、私から「できることは何でもする」という強い気持ちで臨むよう幹部職員に指示し、また、各部局から報告を受け取った上で、省としての方針を確認いたしました。
   総務省としては今後とも、消防による救助・救援活動をはじめ、非常時における通信手段の確保など、大規模災害に対して十分な対応力を発揮できるよう努めてまいります。
   詳細は、大臣官房にお問い合わせください。

家計調査結果別ウィンドウで開きます

   また、本日の閣議におきまして、家計調査結果について報告しました。
   二人以上の世帯の7月の消費支出は、一年前に比べ名目0.3%の増加、実質0.7%の増加と概ね横ばいとなりました。
   詳細は、統計局にお問い合わせください。
 

質疑応答

自民党総裁選(1)

問:
 自民党総裁選について2問お願いします。まず、菅首相の総裁選不出馬について伺います。大臣はこれまで、今は一つになるとき、心を一つにという表現で菅首相を支える意思を示されてきましたが、選挙戦で争わずに退陣となる今回の事態をどう受け止めておられるか、菅首相が説明したコロナ対策に専念するためという理由に対する見解を含めてお聞かせください。
答:
 非常に重く我々も受け止めておりますし、菅内閣の閣僚として総理をお支えするのは当然のことだと考えております。
  総理ご自身、非常に責任感の強い方でありますし、不眠不休で休みも取らず、この非常事態、コロナ対策に先頭で走ってこられたわけでありまして、体力、気力も相当使われたわけであります。
 その中で、総理としての決断が下されたわけでありますから、それについて私はどうこうという立場にありませんが、非常に重く、残念に、そしてまた、我々、私自身の支える力が足りなかったのではないかということも含めて反省をしているところであります。

自民党総裁選(2)

問:
 次に、総裁選への対応について伺います。既に岸田前政調会長、河野規制改革担当大臣、高市前総務大臣等複数の方が立候補の意向を示しておられますが、大臣は誰を支持するお考えか、その理由や判断の基準を含めてお聞かせください。
答:
 まだ全く白紙です。

携帯電話料金引き下げへの影響

問:
 その内閣退陣で今後の携帯料金引き下げ政策に影響があるのではないかと思いますが、それについての大臣のお考えはいかがですか。
答:
  もう皆様方も詳しくなってきていると思いますが、やはりこの携帯料金改革については、今後もしっかりと総務省として対応していくという方針には変わりはありません。
  特に、これは全国民に共通する問題になってきているわけでありますから、国民に分かりやすく、そして国民が納得できて、合理的な選択ができる、そうした環境づくりにしっかりと努めていきたいと考えております。

妊産婦の救急搬送困難事案

問:
 新型コロナに感染した妊婦の救急搬送に関してですが、消防庁と厚生労働省が先月、受け入れられる医療機関のリストを作成した上で、消防機関と共有するように各都道府県に要請しましたが、現在の取組の進捗状況をお伺いします。
答:
  8月23日に消防機関に対し、あらかじめ受入れ可能医療機関のリスト等の提供を受け、産科的な緊急処置が必要な場合、即時に受入れ医療機関の選定を開始するよう要請したところであります。
  これを受け、すぐに県内の医療機関や消防機関等によりリストの共有方法等について協議が開始されるなど、具体的な取組が進められていると承知しております。より詳細な取組状況を把握するため、先週、消防機関に照会したところであり、今週とりまとめることとしております。
  こうした調査結果等も踏まえ、引き続き厚生労働省と連携して、地域の取組が実効性のあるものとなるよう全力で支援してまいりたいと考えております。
大臣の動画はこちら別ウィンドウで開きます(YouTube)

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