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会見発言記事

松本総務大臣閣議後記者会見の概要

令和5年1月6日

冒頭発言

  あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
  では、冒頭、私の方から。
 
【マイナンバーカードの累計申請件数】
 
  マイナンバーカードの累計の申請件数については、昨年12月27日時点で、年末までの目標として掲げておりました運転免許証、顔写真付きの本人確認書類として最も普及しているものでありますが、この令和3年末の保有者数である8,190万を超えております。1月4日時点で概ね8,300万件に到達いたしました。関係省庁、自治体と連携して取り組んできた成果であると考えております。
  デジタル社会の基盤となるツールであるマイナンバーカードの普及促進は重要な政策テーマで、マイナポイント第2弾の対象となるカードの申請期限、最後の延長となりますが2月末まで延長したところで、引き続き、政府目標も踏まえ関係省庁、自治体と連携して申請促進に全力で取り組んで、申請件数の上積みを図ってまいりたいと思います。
  詳細は、自治行政局にお問い合わせください。
 
  私からは以上です。

質疑応答

マイナンバーカードの普及促進

問:
  大臣、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今のマイナンバーカードに関してですが、総務省として設定していた年内の目標は達成したと思いますが、年度内、ほぼ全ての国民に行き渡らせるという政府目標があったと思います。これに向けて、どのように具体的に取り組んでいくのかについて、お願いいたします。
答:
  先ほども申しましたが、マイナポイントの対象となるカードの申請期限を2月末まで延長させていただいたということが一つで、これが最後の延長となるということはその際も申し上げましたが、是非この機会に一層多くの皆様にカードを申請していただけるように、自治体とも連携してまいりたいと思っております。また、カードの安全性・利便性についての理解を深めていただくための周知広報にも、しっかり取り組んでまいりたいと思っております。
  また、申請のサポートという点で、1月10日から携帯電話ショップが無い市町村に所在する郵便局における申請サポート事業を開始いたします。令和4年度第2次補正予算も活用して、自治体におけるカードの申請促進事業への支援、利便性向上に取り組むことで請件数の上積みを図りたい、このように考えているところでございます。
問:
  関連でお伺いします。今回目標をクリアできたのも、運転免許証並みの8,100万という具体的な数値目標を掲げて取り組んだ側面もあったことと思います。年度の終わりが近づく中、ほぼ全ての国民という目標は、具体的にどの程度の割合なのか、枚数なのか、大臣のお考えをお聞かせください。
答:
  繰り返しになりますが、マイナンバーカードの普及促進は、デジタル社会の基盤となるツールであり、大変重要な政策テーマであるということで、これからも一人でも多くの方にカードを取得していただけるように、申請促進に全力で取り組むというのが私どもの基本姿勢でございます。
  その上で、ご質問いただいたことで申し上げれば、先ほども申しましたように、運転免許証を超えたということで、マイナンバーカードを持とうという意思をお持ちいただいて持つことについて、比較的容易にというか、あまりハードルのない方については、かなり多くの方にお持ちいただくことができたのではないかと思っております。
  引き続き、今申し上げたように、持とうと思ってくださる方で、何らかの、例えば申請に係る距離であるとかそういうことも含めて、ハードルのある方は、先ほど申しましたような申請サポート事業でできるだけハードルを下げるであるとか、まだ持つかどうか残念ながらお決めいただいていない方には、先ほど申しましたような広報で、やはり持とうとお考えいただくように広報活動などに注力をしたいというのが、今の私どもの進め方として考えているところでございます。

問:
  以上とさせていただきます。ありがとうございました。
答:
  ありがとうございます。では、本年もよろしくお願いいたします。
大臣の動画はこちら別ウィンドウで開きます(YouTube)

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