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会見発言記事

松本総務大臣閣議後記者会見の概要

令和5年3月14日

冒頭発言

  こちらからはございません。

質疑応答

政治的公平に関する行政文書

問:
 政治的公平性を巡る行政文書についてお伺いします。10日に公表された文書では、正確性についての精査状況を公表しました。当時の礒崎首相補佐官からの強要は認められなかったとする結果への受け止めと、今後の精査のスケジュールについてお伺いします。
答:
  礒崎総理補佐官とのことに関しましては、文書に示された関係者に対して聞き取りを行うなどした結果、文書の記載にあるような面談が行われたということはあったと考えられるということで確認をいたしましたと申し上げております。
  ただ、同時に文書に記載されている面談の回数であるとか、個々の発言の内容が正確であるとの認識は示されておりません。加えて、強要されたという認識は示されてないということで、聞き取りの結果でご報告を申し上げました。
  10日のご報告のとおり、高市大臣、安倍総理に関連する文書については精査を行っているというところでございます。

問:
  今おっしゃった強要があったとの認識が示されなかったというくだりですが、文書を拝見すると、元首相補佐官からは、ここで抵抗しても何のためにはならないとか、首が飛ぶぞといった言葉もあったと記載されています。職員の方の中では、圧力をかけられたと感じていらっしゃった方もいらっしゃると思うのですが、強要があったとの認識は示されなかったという結果が出されていることについて、何か職員の方へのヒアリングなどで聞き方に問題があったとか、そういったことはなかったのでしょうか。
答:
  丁寧にヒアリングをしたと報告を受けております。また、読まれた文書の内容について、必ずしも正確であるとの認識は示されておりませんので、私どもとしては丁寧にお聞きをした結果として、強要されたとは認識をしていないというお話がありましたので、これを申し上げているということでございます。

問:
  もう1点、高市大臣へのレクということで、2015年2月13日、これは政治的公平に関するレクということですけど、高市大臣は、レクはなかったとおっしゃっています。総務省の小笠原局長はあった可能性が高いとおっしゃっています。真っ向から対立しているわけですが、大臣としてのこの状況をどのように捉えているのかということと、今後どう精査するかという点についてお願いします。
答:
  それぞれ皆さんの認識を総合的に考えているのですが、真っ向から対立しているというのも、よくお話を聞いた上で分析をしたいと思いますが、現段階では、私どもとしてはそれらも含めて確認が取れているとは考えておりません。
  昨日の予算委員会でも申し上げましたが、この文書に記載されている内容について、発言者などの確認が取られずに作成をされたものであることは判明していると認識をしております。
  あわせて8年前のことであり、作成者、同席者のいずれも個々の内容までは記憶がないということ、必ずしも正確でないという認識をお持ちの方もいたということで、総務省としてこの文書に記載されている内容が正確であるか否かを、現時点でお答えすることは困難であるということでございます。
  その上で、先ほども2月13日、大臣レクがあった可能性が高いと申し上げたのも、これも予算委員会で総務省からご答弁を申し上げましたが、記載をされたとする者は職務として正確性を期して文書を作成していると言われる一方、必ずしも政治的公平性のレクがあったかどうか正確な記憶はないが、その時期は何らかの放送関係のレクはあったと思われるのでということをおっしゃる方もあったので、2月13日に放送関係の大臣レクはあった可能性が高いと考えられると、私どもとしては各聞き取りなどでわかったことについては、できるだけ皆さんに報告をしていこうということで、今聞き取りを総合した結果を申し上げているところでございます。

問:
  これで会見を終わります。
答:
  はい。

大臣の動画はこちら別ウィンドウで開きます(YouTube)

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