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会見発言記事

鈴木総務大臣閣議後記者会見の概要

令和5年11月28日

冒頭発言

  おはようございます。
  今日の冒頭発言はございません。

質疑応答

LINEヤフーによる個人情報漏えい

問:
  昨日、LINEヤフーは、不正アクセスによってLINEの利用者を含む約44万件の個人情報が漏えいしたと発表しました。同社は8月にも、合併する前の旧ヤフーが位置情報データを利用者に十分通知せず、外部の主要株主に提供したことで総務省の行政指導を受けています。今回の個人情報漏えいに関して大臣の受け止めと、今後の対応方針をお聞かせください。
答:
  LINEヤフー社におきまして、第三者による不正アクセスにより、利用者等の個人情報及び通信の秘密の漏えいが発生したとの報告を受けております。
  ご指摘のとおり、本年8月には、旧ヤフー社に対して、利用者の位置情報の取扱いについて行政指導を行ったところでありまして、国民生活の重要なインフラとなっております通信サービスにおいて、再度、利用者情報の保護が十分に図られていない事案が発生したことは大変遺憾であります。
  現在、総務省からLINEヤフー社に対して、適切な利用者周知や原因究明等を求めているところでありまして、今後、同社からの詳細報告を踏まえて、関係府省とも連携して再発防止等の必要な対応を求めてまいりたいと思います。

誹謗中傷等の違法・有害情報対策

問:
  今日、インターネット上の誹謗中傷対策についてのワーキンググループが開かれます。その中での取りまとめ案が提示されることになっておりますが、改めて総務省としてどのように取り組んでいくのか、今後の対応をお聞かせください。
答:
  本件につきましては24日の会見でも申し上げたとおりでありますが、人を傷つけるような誹謗中傷は許されず、特にインターネット上で行われた場合には、匿名性が高く、加害者が特定されにくいということや、拡散による被害の拡大という問題があると考えております。
  21日に開催されました有識者会議におきましては、誹謗中傷等の投稿の削除について、一定期間内の応答義務等を課すことによる対応の迅速化、基準の策定や運用状況の公表等による透明化などを、プラットフォーム事業者に求めるとりまとめ骨子案をご議論賜りました。これを踏まえまして、本日開催の会合では、とりまとめ案をご議論いただく予定でございます。
  報告書案のとりまとめは年内に予定されておりまして、総務省としましては、そのご議論の結果を踏まえ、必要な対応を速やかに講じてまいりたいと思います。

問:
  これで終わります。ありがとうございました。
答:
  ありがとうございました。
大臣の動画はこちら別ウィンドウで開きます(YouTube)

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