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会見発言記事

鈴木総務大臣閣議後記者会見の概要

令和5年12月12日

冒頭発言

  おはようございます。
  冒頭2件ございます。
 
令和5年度特別交付税の12月交付別ウィンドウで開きます
 
  本日の閣議において、令和5年度特別交付税の12月交付について、報告いたしました。
  12月交付額は、2,908億円となっております。この決定に当たり、豪雨などの災害対策をはじめ、地域医療の確保のための経費など、普通交付税の算定によっては捕捉しがたい、特別の財政需要について算定いたしました。
  詳細は、自治財政局にお問い合わせください。
 
【デジタル基盤改革支援補助金の積み増し】
 
  2点目です。自治体情報システムへ移行するための経費につきまして、これまでの1,825億円に加えて、今回の補正予算で5,163億円を追加計上しております。補正後の総額は6,988億円となります。
  私自身、多くの要望を直接受けましたが、総務省としましては、全国の自治体からのご要望にしっかり応えられる額を補正予算に計上することができたと考えております。
  補正予算の成立を受けて、先週、全国の自治体に対して、オンラインでの説明会も実施いたしました。
  また、この件につきましては私の総務大臣メッセージという形で、本日、私から全国の都道府県知事、市区町村の首長宛てにメッセージを発出いたします。
  こうしたことも踏まえて、各首長には円滑かつ安全に標準化の取組を進めていただきたいと思います。
  詳細は、自治行政局にお問い合わせください。
 
  以上でございます。
 

質疑応答

KDDIの通信障害

問:
  KDDIの通信障害についてお尋ねします。昨日午前、西日本エリアを中心に通信障害が発生しまして、音声通話やデータ通信が利用できなくなりました。KDDIは昨年7月、大規模な通信障害を起こして行政指導を受けています。今回の通信障害に関して大臣の受け止めと、先月以来、NTTドコモやソフトバンクを含めて業界全体で通信障害が相次いでいることについても、ご所感をお聞かせください。
答:
  KDDIにおきましては、昨年7月にも大規模な通信障害が発生し、総務省から再発防止の徹底に努めるよう指導してきた中で、再度このような障害が発生したことは大変遺憾でございます。
  現在、同社に対して、今回の障害の詳細な原因等の調査を進めるよう求めておりますが、過去の指導内容を踏まえた措置が講じられていたのか等も含めて、しっかり確認していきたいと思います。
  また、主要な電気通信事業者におきまして、通信障害が続いて発生していることを、総務省としましては大変重く受け止めております。
  各社には、国民生活において重要なインフラとなっております通信サービスを提供している責任を改めて十分にご認識賜りまして、サービスの確実かつ安定的な提供にしっかりと取り組んでいただきたいと考えております。

政治資金

問:
  自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、安倍派の裏金疑惑を受けて、岸田総理は、安倍派に所属する閣僚、あるいは政務三役を交代させる方向で検討に入ったと各社が報道しております。鈴木大臣は12月1日の閣議後の記者会見で、キックバックを派閥から受け取ったことがないと明言されております。大臣ご自身、そうした説明をしている一方で、安倍派所属の大臣として交代になるかもしれない状況ですが、今の受け止めをお願いします。
答:
  人事は総理総裁の専権事項ですから、私から何も申し上げることはありません。
問:
  現時点で総理から、直接何か言われたということはございますでしょうか。
答:
  それも含めて、申し上げることはありません。
問:
  政治資金に関連してお伺いします。大臣、これまでご自身のキックバックに関しては、受け取ったことがないとご発言されていると思うのですが、いわゆるノルマですとか、目標に届かない程度の金額の集金だったと、そういう理解でよろしいのでしょうか。
答:
  12月1日の記者会見のとおりです。
問:
  大臣ご自身もキックバックについては否定されています。政務官の方は最近議員になった方もいらっしゃるので、まだパーティーも経験されてない方もいらっしゃると思います。そうした中、安倍派一斉というような形はどのようにご覧になっていますか。
答:
  私も安倍派の全容は分かりませんし、コメントのしようもありません。コメントもできません。
問:
  例えば官房長官なり、総理から、進退についてご連絡があったということはないのでしょうか。
答:
  ありません。
問:
  国会の会期末ではありますが、早ければ今週にも人事の動きという報道も出ていますが、そういった中、どういうお気持ちで執務に取り組まれますか。
答:
  任命権者は総理ですから、それは専権事項ですから、特にそれについては、どうこうというコメントは、思いもありませんし、ただ、いただいた職責については、その期間においてはしっかりと進めていきたいと思っています。

問:
  終わります。ありがとうございました。
答:
  はい。お疲れ様でした。
大臣の動画はこちら別ウィンドウで開きます(YouTube)

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