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会見発言記事

松本総務大臣繰上げ閣議後記者会見の概要

令和6年2月22日

冒頭発言

  私の方からは、今日は特にご報告はございません。
 

質疑応答

NTT法

問:
  昨日、自民党の総務部会、情報戦略調査会、NTT法の在り方に関する特命委員会の合同会議が開かれまして、通信の主要4社にヒアリングが行われましたが、改めてNTT法の廃止に対するNTTと競合他社の考え方の差が浮き彫りになっています。また、一部報道では、改正法案の総務省原案において、附則で「NTT法の改正又は廃止に必要な法案を提出する」となっており、NTT法の廃止を求める自民党の提言に比べて議論の余地を残すような形になっているということが一部で報じられています。会議では改正法案が議論される見込みでして、改めてNTT法の一部改正法案についてどのような議論を期待するでしょうか。よろしくお願いいたします。
答:
  私どもとしては、デジタルの技術なり、普及が大きく進展したことによって、通信政策も見直していく必要があるということで、審議会においても先を見通した議論を進めていただいていると理解しておりますし、自民党からのご提言も法制度も含めて改革が必要なのではないかといったような内容であるかと思います。その際に私どもとしても国際競争力の視点や、併せて経済安全保障の視点、他方で国民にサービスを提供しているという意味では公正競争やユニバーサルサービスの視点というものも大変重要であるということで、全てを成立させることは様々調整が必要な部分がありますが、いずれの視点も前へ進めていく必要があるのではないのかなと思っております。
  今月、第一次答申も情報通信審議会で取りまとめていただいておりますし、与党のご議論も私どももケアしてきているところですし、また、関係する事業者の皆さんの意見表明、これまでもご表明いただいてきた内容ですが、それぞれ事業者の皆さんが様々なインフラも含めてどう活用されているかということで、それぞれ様々ご意見があると承知しております。今国会で、申しました改革は着実に進めていきたいということで、NTT法の改正案を提出すべく準備させていただいているところであります。今日、自民党合同部会でNTT法改正案の条文についてご審査いただく予定と聞いております。与党のご議論も注視して前へ進めていきたいと思っています。

問:
  以上で終わります。ありがとうございました。
答:
  はい。ありがとうございます。
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