会見発言記事

年収103万円の壁

問：

　 年収103万円の壁についてお伺いします。自民・公明・国民民主の3党の幹事長は、11日に178万円を目指して来年から引き上げることで合意しました。ガソリン税の暫定税率の廃止についても合意しました。合意内容に対する大臣の受け止めと、地方税財源の減収が懸念されておりますが、総務省の対応をお伺いいたします。

答：

　 ご承知のように、103万円の壁については、自民党・公明党・国民民主党の3者の幹事長で、178万円を目指して来年から引き上げる、各項目の具体的な実施方法等については、引き続き関係者間で誠実に協議を進めるとの合意がなされたと承知しております。
　 一方、地方の首長などからは、個人住民税の税収減による地方財源や行政サービスへの影響を懸念する声が上がっていることはよく存じております。その懸念については、総務大臣として当初から十分理解しておりますので、今後、3党間の税制調査会長と、合意に基づく協議が進められていくと思いますので、総務省としてもその上で、話し合いの内容を見ながら誠実に対応していきたいと考えております。

問：

　 こちらで会見を終わります。

答：

　 どうもご苦労さまでした。