会見発言記事
村上総務大臣閣議後記者会見の概要
令和6年12月17日
冒頭発言
私からはございません。
質疑応答
闇バイト対策
- 問:
- SNS等を通じて犯罪の実行役を募る闇バイトに対し、本日、犯罪対策閣僚会議において総合対策が取りまとめられました。SNS事業者への対応を強化することなどが盛り込まれていますが、総務省としての対応をお聞かせください。
- 答:
- ご承知のように、インターネットは国民生活や社会経済活動の利便性を飛躍的に向上させる一方で、誠に残念ながら、いわゆる闇バイトの募集に利用されるなど、その悪用は後を絶ちません。
本日の犯罪対策閣僚会議で決定された総合対策を受け、総務省としても、関係省庁と連携して、闇バイト対策を加速化させていきたいと思います。
具体的には、現在、総務省では、どのような情報をインターネット上で流通させることが違法であるかを示す違法情報ガイドラインの策定の準備を進めております。
本ガイドラインでは、募集を行う者の氏名や業務内容等の明示がない募集投稿は職業安定法に違反することを明示し、SNS事業者による投稿の削除などの適切な対応を促していきます。
加えて、インターネットサービスを提供する事業者に対し、携帯電話番号による認証など本人確認手法の厳格化、そしてまた、捜査機関からの照会に対する体制整備、サービス利用者に対する注意喚起や周知活動を促していきます。
総務省としては、こうした取組を通じて、関係省庁と連携して、闇バイト対策をしっかりと進めてまいりたいと考えております。
- 問:
- 闇バイトで悪用されているシグナルなど秘匿性の高い通信アプリには現行法での規制が難しいように思いますが、総務省として対策の実効性をどのように確保するのかお伺いいたします。
- 答:
- ご高承のように、スマートフォン上で利用される通信アプリのうち、シグナルなどのサービスが、闇バイトで悪用されている場合があるとの指摘については、私どももよく承知しております。
こうした秘匿性の高いサービスは、プライバシーやセキュリティーの確保の観点から、一定の時間が経過すると自分が送信したメッセージを相手の端末上からも消去できるといった特徴があります。犯罪捜査を難しくしている面があると承知しております。
総務省としては、通信サービスを所管する立場から、関係省庁と十分に相談しながら、警察庁が実施する犯罪対策に必要な協力をしてまいりたいと考えております。
- 問:
- これで終了します。ありがとうございました。
- 答:
- どうもありがとうございました。
大臣の動画は
こちら(YouTube)
ページトップへ戻る