会見発言記事
村上総務大臣閣議後記者会見の概要
令和7年9月16日
冒頭発言
今日は、ございません。
質疑応答
人工知能戦略本部初会合
- 問:
- 政府のAI政策についてお尋ねします。政府は9月12日に、今後のAI政策を議論するAI戦略本部の初会合を開きました。現在、日本は諸外国と比べて生成AIの開発や活用で後れを取っていますが、政府としてこうした課題にどのように取り組まれる方針か、情報通信政策を所管する総務大臣の考えを伺います。
- 答:
- ご高承のように、ご指摘の人工知能戦略本部は、今月1日に施行されたAI法に基づいて開催するものでありまして、我が国が世界で最もAIを開発・活用しやすい国となることを目指して、関係省庁が連携して取り組むものであります。
今まで情報通信政策を所管する総務省では、広島AIプロセスの推進等、AIガバナンスの国際的ルールの形成、AI学習用の日本語データの整備と提供、AIの基盤となるオール光ネットワーク等の次世代情報通信基盤の研究開発等に一生懸命取り組んできました。
今後、人工知能戦略本部では、調査研究や専門家による検討等を行いつつ、年内に、AI関連技術の研究開発と活用の推進に関する人工知能基本計画を策定する予定であります。
ただ、AIは、非常に長足の進歩を遂げており、諸外国における軍事利用の問題や、人間がAIを制御できなくなるのではないかという指摘もあります。
人工知能基本計画の策定に当たっては、諸外国の戦略や開発状況等について深く調査した上で、専門性の高い人材をより多く集めて、我が国のAI戦略を検討すべきものと考えております。先週の人工知能戦略本部でも、私から、その旨を発言させていただきました。
世界でAI開発競争が激化する中で、反転攻勢をかけるべく、政府一丸となって、世界で最もAIを開発・活用しやすい国を目指して、必要な施策を講じて頑張っていきたいと考えております。
- 問:
- では、会見を終わります。ありがとうございました。
- 答:
- どうもありがとうございました。
大臣の動画はこちら
(YouTube)
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