会見発言記事
総務大臣政務官就任記者会見の概要
令和7年10月27日
質疑応答
大臣政務官就任の挨拶、就任にあたっての抱負等
- 問:
- 皆さんの自己紹介と抱負をお願いいたします。中野政務官、お願いいたします。
- 答:
- (中野大臣政務官)
はじめまして。この度、高市内閣の中で総務大臣政務官を拝命いたしました中野英幸でございます。
私が担当する担務につきましては、行政管理分野、また、行政評価制度分野、そして、統計の分野、この3分野を担当させていただきます。なかなか不慣れでございますので、また、いろいろと勉強させていただきますので、お願いさせていただければと思います。
地元の川越でお菓子屋さんを経営させていただきながら、県議会に3期当選させていただいて、父が衆議院議員をやっていた関係で、そのあと、衆議院のほうでお世話になることとなりました。一生懸命が信条であります。これからも一生懸命頑張ってまいりますので、どうぞご指導賜りますようにお願いさせていただきたいと存じます。
抱負につきましては、特に行政管理分野につきましては、これから各省庁、また、独立行政法人などの業務のDX化の後押しをするなど、政府全体の行政管理、行政の運営の変革を推進してまいりたいと思っております。
また、行政評価の分野につきましては、政策評価制度等を通じて、各省庁の政策立案やその改善の取組を後押ししてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いさせていただきたいと存じます。
また、統計分野につきましては、現在、実施されております国勢調査など、各種の統計の調査におきまして不断の見直しを進めさせていただきながら、公的な統計の総合的な品質を上げていく、こういったことに向けて努力してまいりたいと存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
(梶原大臣政務官)
皆さん、こんにちは。この度、総務大臣政務官を拝命させていただきました梶原大介と申します。よろしくお願い申し上げます。
なお、私が担当する担務におきまして、職務については地方行財政をはじめとする地方自治関連、そして、消防行政関連でございます。その担務を微力ながら懸命に務めさせていただくにあたり、ひと言抱負のほうを申し上げさせていただきたいと思います。
私は、2007年、高知県議会議員に初当選させていただき、以来、参議院議員になるまでは、地方自治の立場で様々な日本全国の地方の取組をつぶさに見させていただいたと思っています。
総務省においても、様々な過疎の問題に対するこれまでの国としての取組、そして、都道府県や現場の基礎自治体の取組を拝見させていただきながら、ふるさと納税や地域おこし協力隊など、様々な取組が功を奏して地域が少しずつ元気になる様も拝見させていただきましたし、一方で、中山間の大変厳しい地域では、なかなか生活を維持することができずに、お一人お一人その地区の住民の方が少なくなっていき、中山間の一つの集落が少しずつなくなっていく。そして、それぞれの自治体から少しずつ人口が減っていく、そういった様も見させていただきました。
改めまして、我が国としてこの日本国を将来へしっかりと託していくためには、国土の均衡ある発展、都市部においても地方においても、いろいろなところが均衡して発展していかなければならないという思いを強く持っています。人口が減りゆく大変厳しいような自治体が、これからどのようにしっかりつないでいけるのか、そのための持続可能な地方の行財政の在り方は何なのか、そのことをしっかり務めてまいりたいと思っています。
併せて、消防行政においても、そういった地域、地域で多くの方々が暮らしていくには、安心と安全が必要不可欠でございます。日頃の救急搬送や火災対応もしっかりと行っていくことももちろんでありますが、大規模災害時において、本当に消防行政の役割が大変大きくなっております。広域化など、様々な今後の取組、いろいろな課題もありますが、しっかりと消防のほうも、それぞれ消防職員、そして、消防団員の確保においても、様々な取組をするべき課題ありますが、しっかりと取り組んでまいりたいと思っています。
どうか今後ともよろしくお願い申し上げます。
(向山政務官)
この度、総務大臣政務官を拝命いたしました、向山淳と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
私は、担当の分野は、情報通信、郵政行政、そして、放送行政ということでございます。ちょうど今日10月27日で、昨年、総選挙の日がこの日だったのですが、1年間ということで1期目の議員でございます。しっかり皆様からご指導いただきながら、この職務を務めてまいりたいと思っております。
私の経歴を申し上げますと、三菱商事で総合商社に13年間勤めておりまして、その間はインフラの投資であったり、または、インターネット事業ということに従事してまいりました。
日本の国際競争力の低下ということに対して危機感をもって、そこから、政治の世界に身を転じるということを決意し、シンクタンクでそのあと3年ほど働いております。シンクタンクでは、経済安全保障であるとか、新型コロナの検証ということをやってまいりましたが、経済安全保障の分野では、それこそサイバーセキュリティ、そして、海底ケーブルをはじめとする我が国の通信インフラの重要性ということについても、取り組んでまいりました。
今回の職務に関して申し上げれば、今非常に、AIの台頭もそうですし、グローバルな環境というのが大きく変化をしている中で、通信インフラ、そして、放送、郵政、日本の基幹的なインフラとしての役割というのは非常に重要だと考えております。
また、私自身、選挙区は北海道の函館市でございまして、函館市を中心とする2市16町、非常に過疎も進んでいる地域の中で、この日本の隅々まで張り巡らされているインフラの重要性、または、郵政の重要性ということも痛感しているところであります。
しっかり務めてまいりますので、今後どうぞよろしくお願い申し上げます。
- 問:
- 向山政務官に、放送と通信の関連でお尋ねします。ご自身もソーシャルメディアなどで積極的に情報発信されておりますが、ただ、インターネット上では偽・誤情報が行き交っており、また、いわゆるアテンション・エコノミーに支配される側面も指摘されています。一方で、若い世代はテレビ離れが進んでいますが、デジタル時代での放送の在り方や役割について、ご自身の経験の中からどのように感じられていますでしょうか。
- 答:
- (向山大臣政務官)
私は、民主主義の根幹には健全な情報空間というのが大変基盤として重要だと思っております。
その中で、国民の知る権利、これに対応するという意味でも、放送の重要性というのを痛感しております。
一方で、その中で今おっしゃったようなアテンション・エコノミーも含めて、SNSをはじめとして誤情報・偽情報というのも非常に氾濫している中で、私自身、シンクタンクの上司は新聞出身の代表でありまして、常にエディターシップの編集と取材に裏打ちされた信頼できる情報ということについて、その重要性を教えられてまいりました。ですので、放送が持つそうした信頼性というところに非常に期待するところであります。
一方で、インターネットが発達したことによって、放送の在り方というのも非常に大きく変革の波の中にあるかと思います。今、若い方は情報を得るのはテレビよりもインターネットという方のほうが多いですし、実際に数字としてもそういった結果が出ているかと思います。そうした中で、総務省としてもしっかり有識者会議の中で放送の将来像ということを議論していると承知しておりますので、この取組もしっかり進めてまいりたいと思います。
- 問:
- これで終了とさせていただきます。ありがとうございました。
政務官の動画は
こちら
(YouTube)
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