総務省トップ > 広報・報道 > 大臣会見・発言等 > 林総務大臣閣議後記者会見の概要(令和7年11月7日)

会見発言記事

林総務大臣閣議後記者会見の概要

令和7年11月7日

冒頭発言

家計調査結果別ウィンドウで開きます
 
  まず、本日の閣議におきまして、家計調査結果について報告いたしました。
  2人以上の世帯の9月の消費支出は、1年前に比べ実質1.8%の増加となりました。
  詳細は、統計局にお問い合わせください。
 
令和7年秋季全国火災予防運動別ウィンドウで開きます
 
  もう1点ございます。秋季全国火災予防運動についてお知らせいたします。
  119番の日である11月9日から15日までの1週間、全国各地で防火防災に関する啓発活動が行われます。
  今季の火災予防運動におきましては、特に、今年の2月にございました、岩手県大船渡市における大規模な林野火災を踏まえまして、林野火災の危険性が高まる冬から春の季節を控えて、林野周辺にお住まいの方や入山者の皆様に対して、安全な火の取扱など火災予防対策に関する広報啓発を重点的に行います。
  また、リチウムイオン電池による火災が増加していることを踏まえまして、環境省による11月のリチウムイオン電池による火災防止月間と連携いたしまして、リチウムイオン電池の安全な使用や適切な処分方法について広報を行うほか、消防庁で作成した動画やリーフレットなどを活用いたしまして、広く国民向けの広報を行います。
  火災が発生しやすい時季を迎えるに当たりまして、火の取扱には十分に注意をお願いいたします。
  詳細は、消防庁にお問い合わせください。
 
  私からは、以上です。

質疑応答

週刊誌の報道(1)

問:
 大臣を巡っては、前回の衆議院選挙でポスターの維持管理費という名目で運動員買収を行った疑いがあるという報道が、週刊文春でされています。公職選挙法を預かる総務大臣として、事実関係の認識をお尋ねいたします。
答:
 既に取材にお答えしているとおりでございますが、お尋ねの件につきましては、公営掲示板に選挙運動用ポスターを貼付したり、毀損した場合の貼り替えなど機械的労務であり、そのことを選対事務局から事前に説明をした上で労賃をお支払いしているところでございまして、公職選挙法上問題のない支出であると認識しております。
問:
 関連で、先ほどの週刊文春の報道に関して、労務者の支払人数が非常に多くの人数に上っているのですが、その理由を教えてください。また、過去、別の国会議員では、公職選挙法で認められている労務者への支払を巡って、買収が疑われかねないケースが起きていますが、総務大臣として、制度設計の見直しなど改善に取り組むお考えがあるか、教えてください。
答:
 まず、前段のお尋ねでございますが、ポスターの貼付や貼り替えのほか、葉書の筆耕など、機械的労務に従事する者を確保する必要がございまして、結果としてこの人数を確保したものでございます。
 それから、後段のお尋ねでございますが、繰り返しにはなりますが、選対事務局として公職選挙法上問題のない対応と認識をしております。
 選挙運動については、公職選挙法に則って適正に対応していかなければならないということは、言うまでもないことでございます。
 国民の皆様に疑念を招くことのないように、引き続き、法令に則った適切な対応を徹底していくことが重要と考えております。
問:
 関連で。先ほど、公職選挙法上問題ないとおっしゃいましたが、文春側に対して抗議であったり、そのようになされるご予定は。既にされていたら、それも含めて教えていただけますか。
答:
 先ほど申し上げたことが全てでございます。

外国人の受入れ・秩序ある共生社会実現に関する関係閣僚会議

問:
 外国人との共生についてお尋ねします。今週、外国人政策に関する関係閣僚会議が開かれました。土地取得ルールの見直しや税・社会保険料の未納防止策が検討される見通しですが、総務省はどのような役割を果たしていきたいとお考えでしょうか。
答:
  11月4日に開催されました、第1回外国人の受入れ・秩序ある共生社会実現に関する関係閣僚会議におきましては、総理から、各種制度を所管する各大臣に対しまして、制度の適正利用等に向けた取組を推進するようご指示があったところでございます。
 総務省では、地方自治体と連携いたしまして、外国人住民に対して地方税の制度の周知を行うとともに、在留資格の審査を行う入管庁に地方税情報を提供するための準備を進めているほか、入管庁が保有する外国人に係る情報のうち、市区町村等が必要とするものについて、実態を踏まえて情報連携の推進に向けた検討を進めております。
 引き続き、関係省庁との緊密な連携のもとで、政府一体となって取り組んでまいります。

週刊誌の報道(2)

問:
 先ほどの文春報道に関してお伺いするのですが、先ほど、選対事務局のほうで適切に処理していたというお話だったと思うのですが、大臣ご自身は認識されていたかどうかについて確認させていただけますか。
答:
 そのような報告を選対事務局から受けています。

問:
  ありがとうございました。
答:
  はい、ありがとうございました。
大臣の動画はこちら別ウィンドウで開きます(YouTube)

ページトップへ戻る