会見発言記事
総務副大臣就任記者会見の概要
令和8年9月25日
質疑応答
総務副大臣就任の挨拶、就任にあたっての抱負等
- 問:
- まずですね、お二人から就任に当たっての抱負と、特に力を入れたい政策についてそれぞれお伺いできますでしょうか。鈴木副大臣からお願いできますか。
- 答:
- (鈴木副大臣)
この度、総務副大臣、そして、内閣府副大臣を拝命いたしました、衆議院議員の鈴木英敬です。皆さん、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。
私、主な担務は、地方行財政、選挙、消防、行政評価、統計などに加えまして、内閣府の副大臣としまして、私のほうで副首都整備、地域未来戦略、地方創生などを担当することになります。私、官僚、知事、国会議員、国会議員では総務部会長、あるいは総務委員会の理事、あるいは昨日あった選挙運動の各党協議会の事務局などやりましたので、この四半世紀に渡る実務経験を活かしてしっかり取り組んでいきたいと思います。
力を入れたい政策などでありますが、私が高市総理から与えられたミッションは、日本列島を隅々まで、その地方を強く豊かにするということであります。会見でも高市総理、日本列島隅々まで経済成長を実現するとおっしゃっていましたので、それを総務省の各施策と地域未来戦略や副首都、こういうものを有機的に組み合わせて成果を出していきたいと考えております。
それから、私としては、この前の就任あいさつで申し上げましたが、地方財政は国家の基盤であるというのが私の持論です。地方自治体の創意工夫を強く求める一方で、地方だけで対処するには限界があります。人口減少という日本全国に突きつける静かなる有事、これの中で地方行政、税財政の制度をアップデートしていきたいと考えております。特に交付税や各種交付金はもちろんのこと、国・地方の役割分担、税収の偏在是正、官公需の価格転嫁、自治体病院の支援、過疎対策などです。
なお、その際ですね、年末に安保三文書の改訂もありますので、我が国として必要な防衛力の強化を図っていくことは必要不可欠である中で、いわゆる基地交付金の充実、これには積極的に取り組んでいきたいと考えております。
そのほか、消防力の強化、それから、私が事務局を務めていました、昨日もありました選挙とSNS、これは執行が大事であります。大臣指針をこれから作っていくことになりますので、そのこと。
あとは、主担当ではないですが、総務部会長の頃から特に注力して取り組んできました、海底ケーブルや情報通信分野における成長戦略、放送におけるユニバーサルアクセス、郵政事業におけるユニバーサルサービスの確保など、これについては強い関心を持ってやっていきたいと思います。
いずれにしましても現場を大事に、それから、私、首長の皆さんとのネットワークもありますので、そういう仲間とのネットワークを生かしながらしっかり取り組んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
- 答:
- (斎藤副大臣)
続きまして、同じく総務副大臣に就任をいたしました、斎藤アレックスでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
私の主な担当は、情報通信、放送、あるいは郵政民営化となりますので、しっかりと担務を務めさせていただきたいと考えております。
特に皆さんご承知のように、情報通信分野で技術発展がめまぐるしいわけでございます。AIであったりとか、デジタル通信分野の競争力を日本が取り戻していくことは、高市総理が掲げる強く豊かな日本を創っていく上で必要不可欠な成長戦略の分野でございますので、その成長戦略をしっかりと務めていく。そのことを、藤井大臣の下で進めさせていただきたいと考えております。
また、郵政民営化については、新たな立法措置が今年執られたところでもございます。国民にとって、より使いやすい、そして、信頼できる郵政民営化のサービスとなっていくように、しっかりと担務を担わせていただきたいと考えております。
いずれにしましても、総務省の分野は多岐に渡ります。藤井大臣の下、また、鈴木副大臣とほかの政務官の皆様と、また、各部局の総務省の職員の皆様と一致団結して取り組んでいきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
放送・情報通信に関する日本維新の会の方針
- 問:
- 斎藤副大臣にお伺いいたします。所属されている日本維新の会では、放送・情報通信に関する規制行政を総務省から切り離し、独立行政委員会へ移管するという方針を掲げておられます。放送・情報通信行政を担当する副大臣としまして、この構想をどのように評価されていますでしょうか。また、政府としてご検討を進める必要があると考えていらっしゃるか、お考えをお聞かせください。
- 答:
- (斎藤副大臣)
おっしゃっていただいたように、日本維新の会の公約には、そのような政策が書かれております。まずは、副大臣として政府の一員となりましたので、しっかりと今の行政体制を執行していくというところを大前提として注力していくのが私の役割だと考えております。
その上で、様々な規制改革や行政体制の改革については、不断の検討が加えられるべきものと思っておりますので、与党を中心にしっかりと検討を進めていただきたいと願っております。
副首都制度への取組
- 問:
- お二人に、副首都に関してお伺いさせていただきます。お二人は、実務者として副首都法の起草に深く携わってきたと思うんですけれども、まず、鈴木副大臣には、内閣府の副大臣も兼務されますけれども、副首都の整理や整備に向けた基本的考え方など、具体的な制度設計にどのように取り組まれるのでしょうか。また、斎藤副大臣は、直接の所掌ではないと思うんですけれども、Xのポストでも副首都に触れられるなど深い思いがあられるのかなと思うんですけれども、副首都の具体化にどのように取り組まれるのか、ご決意をそれぞれお伺いできればと思います。
- 答:
- (鈴木副大臣)
では、私のほうから。今回ですね、連立合意に基づいて一から携わって国会審議対応も含めて成立まで携わってきた、この副首都法の担当に内閣府副大臣として担務が付いたということは、極めて感慨深い思いですし、また、身の引き締まる思いです。いよいよ具現化という大変重い責任があると思っていますので、しっかりと取り組みたいと思っております。
その上で、7月31日に公布されました、3か月以内に施行されます、ということで、これからは、まさにどういうところが副首都に指定されるか、指定の要件に関する重要な政令の制定、それから、附帯決議でも、だいぶ野党の皆さんからもご指摘いただいて附帯決議に盛り込んだ基本方針に関する基本的考え方、これをいよいよ議論していくことになりますし、その施行後1年以内に基本方針も策定するということになりますので、しっかり与党の中で実務責任者としてやってきた経験を生かしながら、そして、与党の皆さんともよく相談をして、これは連立合意に基づくものでありますから、与党のほうともしっかり相談をしながら、この制度設計、しっかり詰めていきたいと思っております。
いずれにしても、大規模災害時のバックアップ、それから、経済成長のエンジン、そういう観点で見合う制度になるように取り組んでいきたいと思います。
- 答:
- (斎藤副大臣)
今、鈴木副大臣、おっしゃっていただいたように、私も与党日本維新の会の政調会長として、鈴木副大臣とはかなり濃い日々を過ごさせていただきまして、副首都法案の成立に微力ながら貢献をさせていただきました。小林政調会長よりも、鈴木副大臣と電話することが多いということで、本当にこの2人で、というと変ですが、副大臣をやらせていただけることに運命を感じております。
私は担当ではありませんが、総務省として関わるところが多いと思いますので、藤井大臣、そして、鈴木副大臣をしっかりとサポートしながら取り組んでいきたいと考えております。
税の偏在是正への取組
- 問:
- 鈴木副大臣に税の偏在是正についてお伺いします。今ほども言及ございましたけれども、昨日の副大臣交代式で、熱っぽくこの偏在是正ですとか行政サービスの格差についておっしゃっていたのが大変印象的でした。ただ、東京都はもちろんのこと、自民党東京都連もだいぶ反発しておりますけれども、来年度の税制改正に向けまして、反対される方々をどう説得といいますか、どう議論をリードしていくか、そのあたりのお考えをお聞かせください。
- 答:
- (鈴木副大臣)
この偏在是正についてはですね、特に東京を囲む3県の知事の皆さんなどから、例えば多摩川格差と言われるような言い方で、大変切実なご意見を伺っています。
令和8年度の与党税制改正大綱にも、偏在性の小さい地方税体系の構築に向けた具体的な取組を講ずる必要があるとされていますし、骨太方針2026でも、大綱に沿って偏在性の小さい地方税体系の構築に向けた具体的な取組を講ずるとされています。
まずは、その大綱に基づいて与党のほうでしっかりご議論をいただくということが大前提の元でありますが、総務省としても、東京都を含む自治体の皆さんの声をしっかり受け止めながら、ステークホルダーの皆さんの納得感とかバランスとか、そういうものも留意しながら丁寧に議論を進めていって、先の大綱や骨太方針に沿って具体的な取組について検討を進めてまいりたいと思います。
様々なご意見があろうかと思いますので、藤井大臣のもと、丁寧に、そして、与党の税制改正大綱が前に出ていきますから、与党の皆さんともよく相談しながら対応していきたいと思います。
放送の将来の在り方への取組
- 問:
- 斎藤副大臣にお伺いします。放送業界では、インターネットの普及によって若者を中心にテレビ離れが進んでいます。民放では多くの地方局が、経営が難しくなりつつあります。また、コンテンツ面の世界展開では、韓国などにも大きく後れを取っています。こうした中で、我が国の放送の将来の在り方について、ご自身の経歴の中でのご経験を踏まえ、政策面でどのように取り組んでいかれるお考えでしょうか。
- 答:
- (斎藤副大臣)
ありがとうございます。私の担当業務の一つでもありますし、また、大変変化が激しい分野が放送業界ということでございます。
海外に住んでいたときから、日本国内の情報を得るためにも、日本国の放送業者であったり、新聞業者の情報をしっかりと取るということは大変有益でございましたし、今でも私は新聞やテレビからの情報を入れるということを、大変貴重な情報のルートとして重視をしております。
一方で、新聞であったりテレビといったものに対する若者が離れていく、インターネットに集中していくという状況もありまして、大変環境が変わっているところでもございますので、今後、放送業界の在り方、ローカル局の在り方も含めてどういった体制が必要なのか。今、総務省から専門家に諮問しているところでございますので、しっかりとその検討を進めていただきたいと思っております。
大臣と新副大臣・新大臣政務官のやり取り
- 問:
- 昨日なのか今日なのか、大臣と皆さんでお話をされたと思うんですけれども、どんなやり取りがあったのか少しご紹介をいただいて、チームの雰囲気を教えていただければと思います。
- 答:
- (鈴木副大臣)
では、私から。藤井大臣、私、個人的には議員会館の事務所、隣でありますのと、同じ兵庫県出身であるのと、官僚出身でもあるし、あと、仲のいいテニスサークル同士でありまして、そういう飲み会なんかもこれまでもよくやってきたというのもあって、個人的にも大変近い関係でありますが、全員が大臣と携帯電話の番号を交換をし、そして、定期的に意見交換、この6人でやる時間を持とうということもその場で決まるなど、大臣が彦根の副市長をされていたときのお話とか、そういう柔らかい話が大半でありましたけれども、先ほどの携帯電話のこととか、定期的な意見交換とか、そういうこともしっかり決まっていったので、硬軟織り交ぜた有意義な会話だったんじゃないかなと思います。
- 答:
- (斎藤副大臣)
今、鈴木副大臣がおっしゃっていただいた中にあるのですが、今、彦根市の彦根城、こちら、世界遺産登録を目指して最終段階に来ています。私が今住んでいる滋賀県の話題を、まさに藤井大臣が彦根副市長として取り組んできたことが、今まさに結実しそうですねというお話をさせていただくなど、まずはお互いを知るということで昨日は交流をさせていただきました。
- 問:
- 特に何か大臣から、こういうふうにやっていきたいみたいな方針が示されたりとかっていうのはあったんでしょうか。
- 答:
- (鈴木副大臣)
個別具体的な政策においてこうするべきというようなこととかのご指示はありませんでしたが、高市内閣の総務大臣に指示が出たものに基づいて、しっかり一丸となってやっていこうと、そういうことをみんなで確認しあったと認識しています。
電波オークションに関する日本維新の会の方針
- 問:
- 斎藤副大臣にお伺いしたいです。日本維新の会の個別政策集、2026年のものでは、周波数オークションにつきまして、電波の有効活用を促進するために諸所のデメリットに対応した上で、より踏み込んだ周波数オークション制度を導入するために法改正を行うという方針を示されています。副大臣に就任されていろいろお立場あるかと存じますが、こちらの政策につきましてどのようにお考えかお聞かせください。
- 答:
- (斎藤副大臣)
先ほどのご質問の回答と重なってしまうところは多いのですが、電波オークションに関しては、日本維新の会の党内でも強い思いを持っている議員もいますので、様々な提言・提案というのはこれからも政府に対してされるものと思っております。
いずれにしましても、まずは今の行政体制をしっかりと遂行していくというところは第一でございますので、与党の皆様の意見をしっかりと聞きながら、今後の改革やあるべき姿についてもしっかりと検討を進めていきたいと考えております。
- 問:
- では、こちらで終わらせていただきます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
- 答:
- ありがとうございました。よろしくお願いします。
副大臣の動画はこちら(
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