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会見発言記事

瀧野総務事務次官記者会見の概要

平成21年7月9日

冒頭発言

 こちらからは特にございませんので、どうぞ。

質疑応答

住民基本台帳法改正

問:
 昨日、住民基本台帳法の改正法が成立しました。国内に住む外国人も新たに住民基本台帳の対象になるとされているほか、全国で同じ住民基本台帳カードを使えるようになります。住民にとって利便性が高いものにするために、運用に当たって総務省としての留意点をお願いします。
    
答:
 はい。御指摘がありましたように、昨日、住民基本台帳法の改正案が可決成立したわけです。この改正法におきましては、外国人の方々についても、日本人と同様に住民基本台帳法の適用対象にするということで、外国人の住民の方々についても届出についてワンストップ化され、日本人と同様に手続が非常に簡素化されます。それとの見合いで、市町村の事務手続も当然簡素化されるというふうに思います。それから、従来からの懸案でありましたが、引っ越した場合に住基カードを返還して新しく取り直すということがありましたけれども、今後継続使用できるようになるということで非常に利便性の向上が図れるということになり、我々としては非常に画期的な改正だというふうに思っているわけです。この法律の施行は、3年以内に政令で定める日からということになっており、その間に準備を万端整えていかなければいけないということでございます。内容が多岐にわたっていますので、市町村に対して十分周知徹底を図るということをまずしていかなければいけないというふうに思います。それぞれシステムの改修が必要な内容が多く含まれておりますので、3年以内ということで、時間があるようでないと思いますので、法律が円滑に動き出せますように、そういった点について十分配慮して市町村等と連携をしながら、施行に問題がないようにしていかなければいけないと、当面そのように思っております。以上です。
 
問:
 ほか、よろしいでしょうか。ありがとうございました。
答:
 どうぞよろしく。

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