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会見発言記事

佐藤総務大臣閣議後記者会見の概要

平成21年7月24日

冒頭発言

 去る7月21日の豪雨災害により亡くなられた方々の御冥福をまずお祈りを申し上げ、御遺族にはお悔やみを申し上げたいと思います。被災をされた方々には心からお見舞いを申し上げたいと思います。
 今回の大雨等による大きな被害が生じまして、災害救助法の適用を受けた山口県山口市及び防府市に対し、9月に交付すべき普通交付税の一部を繰り上げて交付することといたしました。繰上げ交付額は総額で10億3,300万円。山口市8億5,500万円、防府市1億7,800万円となっております。なお、交付決定日は7月28日火曜日、現金交付は7月29日水曜日を予定しております。以上です。

質疑応答

地上デジタル

問:
 地デジの完全移行まで今日でちょうど2年になりましたが、これまでの進捗状況と今後の取組についてお願いします。
答:
 おっしゃられますように早いもので2年ということになりました。まず受信機の普及、本年3月時点の調査では、世帯普及率が6割を超えたという統計が出ております。エコポイントの結果もございまして、テレビの出荷台数もここ急激に大きく伸びております。しかしながら、これからが大変だというふうに思いますし、あらゆる世帯に受信機が普及するように努めていきたいというふうに思います。
 今後、個々の世帯が具体的に地デジに移行するためのサポートも重要というふうに考えておりまして、経済的支援が必要な方への対応、高齢者など技術的支援が必要な方への対応、共聴施設のデジタル化等、主にデジサポを中心としてきめ細やかな対応を実施してまいりたいと思います。
 今日も、第3回地上デジタル放送国民運動推進本部が開催されておりまして、国民運動として取り組み、2011年7月に完全移行できるようにがんばっていきたいというふうに思っております。私も副大臣当時に始まったことでございますし、この件については非常に思い入れがございますので、間違いなく2011年7月24日には実施できるように省を挙げてがんばってきたいというふうに思っています。
 そのほか、エコポイントの使い勝手が非常に評判がいいということも相まって、こういう対策をこれからも継続できるようなこと等も考えていかなければいけないのかなというふうに思います。総務省だけで考えるというわけにはまいりませんけれども、環境省、そして経済産業省、そして財務省等々に御協力いただいて、普及拡大に努めてまいりたいというふうに思っております。以上です。
問:
 よろしいですか。ありがとうございます。

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