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会見発言記事

総務副大臣・総務大臣政務官 記者会見の概要

平成22年4月22日

冒頭発言

(内藤副大臣)
 皆さん、御苦労様です。こんにちは。では、本日の会見を行いたいと思います。まず冒頭、渡辺副大臣以下、衆議院の皆さん方が、今、会議ということで、私ども二人でさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。
 まず、皮切りにということで、本日の副大臣会議の模様を、1点でございますが、簡単に報告をさせていただきます。間もなくゴールデンウィークが始まるわけでございますが、このゴールデンウィークを利用して、政務三役、各省の政務三役が、それぞれの国々へ、それぞれのミッションを持って出掛けるわけでございますが、そこで本日ありましたのは、例えば私自身は、このゴールデンウィーク、地デジという問題を抱えながら、ボリビア、あるいはまた、アルゼンチンを訪問するわけでございますが、せっかく行くわけですから、オールジャパンという意識で行っていただきたい。つまり、外交的戦略、そういう意識を持って、このゴールデンウィークの外遊をうまく使ってもらいたい。具体的にはどういうことを言っているのかと言えば、例えば南米でしたらば、ボリビアでしたらば、レアメタル、リチウムでしたでしょうか。そういった資源を抱える大変重要な国でございます。ですから、地デジという問題だけで臨むのではなくて、そういった資源外交という観点をもっても、相手国と対応していただきたいという、そういった趣旨の議論がありました。これで今後、窓口を外務省としておりますので、今後、ゴールデンウィークまで、今週、来週、あとわずかではございますが、外務省からそういった包括的な、私どもが行く場所はどういう、特に日本との関係を抱えているのか。そういったものを整理した上で、臨んでもらいたいということになっております。以上でございます。

質疑応答

郵政改革法案

 ありがとうございました。では、幹事から1点お伺いいたします。幹事の共同通信の福井と申します。郵政改革法案なのですけれども、20日に骨子が発表されましたが、今後、法案の詳細の要綱の発表、あるいは政策会議で、当面の山場であります法案の閣議決定が予定されていると思うのですけれども、そのスケジュールと、作業を進めるに当たってどういう留意点があるのかというところを教えてください。
    
(内藤副大臣) では、スケジュール感について、私の方から簡単に申し述べさせていただきたいと思います。先般、亀井・原口両大臣からも発表されましたように、ゴールデンウィーク明け、できるだけ早期の審議を目指していきたい。そのために、4月中の閣議決定ということで進めていきたい。こういうスケジュール感で、今、作業を進めていただいているということでございます。直近のスケジュールで言えば、明日金曜日に与党を対象とした政策会議を開催をするという予定でございます。
 

光回線

 朝日新聞の堀口です。光回線の議論について、いいですか。
    
(内藤副大臣) いいですよ。テレコムとか、そういった放送。
 この議論、この間ヒアリングしましたけれども、どのように議論が進んでいくのかということなのですけれども。
    
(内藤副大臣) これは、一昨日ですか。各事業者さんからのヒアリングを行ったわけでございますが、これは当初から申し上げておりますように、まず、議論の受け皿としては、特に四つあるタスクフォースのうちの第1、第2部会。で、具体的な詳細については、両タスクフォースの下に設けられた相田副座長が主査を務められている作業部会において、議論が進められているところではございますが、5月中旬の結論を目指して、今、議論は進んでいるというところでございます。
 朝日新聞の和氣です。今のに関連してなのですけれども、5月中旬の結論というのは、どういったものをイメージしているのかというのと、そのタスクフォースから出た結論というものが、その後どういうふうに、皆さん、政府の中で生かされていくのか、その後のことをお伺いしたいのですが。
    
(内藤副大臣) こういう短い時間での議論でございますから、正直申し上げまして、具体的な詳細設計うんぬんというところまでは、当然期待をしていないわけでございます。ですから、我々としては、基本的な方向性なり、論点というものを期待しているわけでございます。そして、それを受け止めて、政治主導でございますから、政務三役で、そのタスクフォースから受け取った方向性について、判断をさせていただくという運びになろうかと思います。
 私は4月からここに来ているので、タスクフォースのそれまでの議論というのは、一応聞いてはいるのですけれども、最初のタスクフォースの始まりというのは、国際競争力とか、そういうところから始まっているのですよね。それが今、最近はそうでないように見受けられるのですが。
    
(内藤副大臣) タスクフォースは四つに分かれております。国際競争力については、三つ目の部会で議論をしております。ちょっと繰り返しになって恐縮でございますが、一つ目は、過去の競争政策をレビューをする部会。二つ目は、それを踏まえてということではございますが、新しい環境における競争の在り方を考える部会。そして三つ目が、先ほど言ったような国際競争力。寺島さんに座長を務めていただいている。そして、4つ目は金子郁容先生にお願いをしておりますが、国際的貢献を考える部会でございます。特に、第1と第2が、今、ある意味注目を集めているということでございます。
 第3、第4は動いてはいるのですか。
    
(内藤副大臣) 当然動いております。どの部会も1か月に一度の割合で。ですから、私は全部出なければいけないので、ちょっと大変なのですが、頑張っております。
 

元日本郵政役員

 東京新聞の上田ですけれども、長谷川政務官に伺いたいのですが、ゆうちょ銀行の社長だった高木さんが、外資系の保険会社に就職されたようです。それから、西川さんも、三井住友に戻られた。この辺についてどのような御認識でいらっしゃるか、ちょっと御意見があったらお伺いしたいと思うのですが。
  
(長谷川大臣政務官) 個人の就職の問題ですからね。法に触れない限りは、特段のことを申し上げるつもりはありません。いずれも能力のある方ですから、引く手あまたなのでしょう。
 ほかはございませんでしょうか。では、無ければ終わります。どうもありがとうございました。
    
 どうも御苦労様でした。
 

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