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会見発言記事

総務副大臣・総務大臣政務官 記者会見の概要

平成22年7月29日

冒頭発言

(渡辺副大臣)
 副大臣会議はですね、明日から国会なので、気を引き締めてみんなで頑張りましょうという話と、そんなところですね。それぐらいですかね。予定より早く終わりましたので。

質疑応答

民主党代表選挙

問:
 それでは、幹事社から1問。民主党の政務三役の方に伺いたいのですが、今日の夕方、両院議員総会で総括をしてからということになろうかと思うのですけど、今後の代表選について、総理がころころ替わらない方がいいのではないかという意見の一方で、久しぶりに党員党友の選挙が行われるということで、複数の立候補による活発な代表選が望ましいという意見も出ているのですけれど、それぞれ、代表選の在り方、あるいはどういった代表が望ましいかということについて御所見をお願いいたします。
答:
 (渡辺副大臣) 代表選挙はやるべきだと思います。ただし、それはショーアップとしての世間の注目を集めるための代表選挙ではなくて、やはりそれは、野党のときと違って、民主党代表イコール内閣総理大臣ですから、日本の国を引っ張るというですね、そのビジョンをひっ提げて、これは党をどうするという、野党のときまでだったら、党をどうするとかという話が一つの、理想をお互いにぶつけ合うような代表選挙でしたけれど、今度は日本をどうすると。日本の内閣総理大臣として選ばれるわけですから、イコール総理大臣になるわけですから、それはよほどの覚悟が有る方が出ていただいてですね、それなりの哲学や理想を、この国をこうしたいという思いを、お互いが訴える代表選であるべきだろうと思います。ですので、総理大臣が替わるとなれば、これ3回目替わったら衆議院を解散するということをですね。私たちは1年間に、もしですよ、もしもの話、また代表が替わるということになれば、イコール総理がまた替わるということ。ということは、今まで私たちは言動一致をするとすれば、これはもう、1年間に三人目の総理が誕生するのだったら、それは信を問えと。今まで1年に1回ずつ自民党の総裁が替わって、自民党の都合で総理が替わってきて、信を受けていないのだから解散せよと言ってきたわけですから、今度もし、1年間で三人目の総理が誕生するようなことになれば、これ解散総選挙をやるという覚悟のもとで、代表選に出る方は出るべきだろうと思います。そこは、今まで野党のときのような認識で代表選をとらえるべきではないと私は思っております。
  
答:
 (小川大臣政務官) 小川でございます。短期間で総理大臣をまた替えていいのかという主張は、大変力強いものがありますし、一定の理があると思っております。そこは残念ながら、衆議院議員の任期と民主党代表の任期がかなりかけ離れているところに根本的な問題があるだろうと思いますので、むしろ将来的には、そこを修正していくことも大事だと思います。ただ、現制度を前提にしますと、この9月に2年ぶり、もっと言えば、党員を巻き込んでということになれば8年ぶりとお聞きをしておりますが、党のリーダーを選び直す機会が来たわけですから、私は大いに、我ぞと、我こそはという人が名乗りを上げて、活発な代表選挙を行うべきだと思っております。最後に、代表にふさわしいのは、もう渡辺副大臣がおっしゃったとおり、内閣総理大臣として適格かどうか、この1点に尽きると思います。以上です。
答:
 (階大臣政務官) 私も小川大臣政務官と同じように、制度として代表の任期が決まって、その任期が来たら選挙を行うということになっている以上、選挙はやるべきか、やらざるべきかという問題自体がそもそも無くてですね、当然にすることになっていると、ただそれだけのことだと思います。
 

参議院議員通常選挙執行経費

問:
 共同通信の林ですけれども、参院選のですね、経費の関係なのですけれど、今、省内を含めてですね、無駄をいろいろ見直されるということでやっていらっしゃると思いますけれど、実際に今回の参院選の経費とかですね、どの程度だったかというのがもし出ていれば教えていただきたいのですが。まだ出ていなければ、いつごろ出そうか、その辺の見通しだけでも教えてください。
    
答:
 (渡辺副大臣) 階大臣政務官と一緒に予算の、結局、参議院選挙の執行経費法案は通らなかったのですが、以前もここでお話ししたと思いますけれども、参議院選挙に係る投・開票システムの業者への見積りが時間給1万1,800円などという、ばかげた金額ではないかということも言いまして、見直しを指示しました。それを含めて、幾ら最終的に経費がかかったのか、どれぐらい節約できたのかということにつきましては、これはもう事務方から、今手元に無ければ、そんなに時間は掛からないでしょう。省内分だけだから。それは早急に精査して、国会が終わるまでには、できればお伝えしたいと思います。この臨時国会が開かれるですね、それまでには、スピードが大事ですから御報告したいと思います。
 

民主党部門会議

問:
 北海道新聞の中村です。渡辺副大臣に伺いたいのですけれども、党の部門会議が始動しますけれども、運営に当たられる副大臣としては、どのように臨まれるのか。あと、課題をどのように考えていらっしゃるのかをお願いします。
    
答:
 (渡辺副大臣) それは、党と政府が、あくまでも一元化されてやる形が望ましい。しかし、民意に近いところで、私たちも政府側にいるとどうしても、選挙区に帰るよりも役所にいることが多くなって、ちょっと民意とかけ離れてしまうところがありますから、やはりかっ達な意見を頂いて、我々としては、そうした意見を十分に受け止めてやっていきたいというふうに考えています。そこはどういう形になるのか分かりません。多分共有を、できるだけできる形で、やはりやっていきたいと思いますし、国会運営においても、やはり法案の中身が分かっている方と、これ国会対策、特に与野党折衝が、これから、特に参議院ではですね、大変厳しい局面を迎えますので、それは法案の中身も当然熟知している方に、党の中でも窓口になっていただくことになっていますから、そこで、国会対策も含めた上でですね、もっと、より密接に中身について詰められるようにしておきたいなというふうに思います。かなり優秀な方がたくさんいらっしゃいますから、そこはあまり心配はしてはいないのですけれどね。
問:
 ほかはございますでしょうか。ございませんか。それでは、どうもありがとうございました。
答:
 ありがとうございました。
 

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