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会見発言記事

総務副大臣・総務大臣政務官 記者会見の概要

平成22年1月7日

冒頭発言

(渡辺副大臣)
 皆さん、おはようございます。新年初めてお会いする方もいるかもしれませんので、また本年もどうぞよろしくお願いいたします。

質疑応答

今年の抱負

 2問お願いいたします。1問目はですね、今年初めての副大臣・大臣政務官会見ということで、今年重点的に取り組みたい事業等含めた今年の抱負というのを、渡辺副大臣、長谷川大臣政務官、それぞれ一言ずつお願いします。
 (渡辺副大臣) 昨年の末に、私、旭川医科大学に行ってきまして、これはICTを使った成長戦略という中で、来年度予算、原口ビジョンの中にですね、政策をこれから実のあるものにしていこうということで、予算を付けていますが、旭川医科大学に行きまして、これ地方の、ICTはどちらかというと内藤副大臣の主たる所管になるわけですけれども、地方の医療、過疎地の医療などを考えた場合、遠隔医療を実際、先駆的にやっている旭川医科大学に行ってきまして、先日の政務三役会議でも、少しプレゼンテーションをしたところです。これから情報通信の分野と、それから過疎地域の例えば医療格差、こういうものをですね、やはり少し私どもとしては、先頭に立ってやっていくことができるのではないかということで、ICTの話になると、どうしても専門的な分野になりますけれども、そうではなくて、国民の暮らしにどう役に立つかということについて、これは大臣ともいろいろ力を合わせて肉付けをしていきたいなというふうに思っています。また、実際にそれを来年度予算の中、緑の分権改革と合わせてですね、環境以外でもできることをやっていこうではないかというふうに考えております。
 それからもう一つ、これは今日の副大臣会議でも、私、ちょっと発言をしたのですが、公務員の定員管理の中で、例えば昨年調べたのですけれども、国の中に統計を取る職員、本務としている職員が約4千人いるのですね。3,900何十名でしたけれども。それを本務として、本来の業務としてやっている人たちがそれだけいると。確か340ぐらいの統計を取っている。国の基本的なベースとして、統計をもっておく、これは大事なことです、民主国家として。ただ、例えば、一つ一つ見ていくとですね、私は非常に重複している分野だとか、あるいは、本来なら地方に任せている部分もありますので、これは地方の負担も減らすことを考えれば、もう少し合理化、統合できるのではないかということを発言しまして、総務省としても、統計センターという独法がありますけれども、ここに800人くらいの方がいらっしゃると。何らかの形で、統計というのは例えば一元化をして、もう少しやっていけば、もう少し公務員の定員も合理化できるのではないだろうかということも、純減することができるのではないかということも少し考えたいなというふうに思っております。
 いずれにしても、国家公務員の人件費の2割の削減というのは、マニフェストの中で民主党はうたっているわけでございます。いろいろマニフェストの中で実現をできている部分、できていない部分というのは、これはなかなか財政的な厳しさもあって、いろいろ御意見を頂いているのも皆様方、御案内のとおりですが、例えばこういう問題については、やはり官邸にも協力いただき、全省庁的に、横断的に見直すことができるのではないだろうかと、そのようなことを少し主導的に頑張っていきたいなというふうに思っています。
 (長谷川大臣政務官) おはようございます。私も本当に昨年からいろいろお世話になっておりまして、今年もまたよろしくお願いを申し上げたいと思いまして、初めての方もいらっしゃいますので、新年のごあいさつを一緒にさせていただきます。
 ところで、私の抱負でありますが、もちろん総務省としての大きな経済の活性化に向けての貢献をする、地方を活性化する、大きな目標がございますので、それに対して一生懸命、私ども努力をさせていただきたいというふうに思いますが、同時に、私自身の言ってみれば一番の大きな政治課題になっているものでもあります、郵政の民営化の見直しですね。昨年、郵政株式の処分の凍結もできまして、同時に郵政改革基本方針という閣議決定もしていただいているわけでありますので、その線に沿って、今、粛々と作業をやっているところでありますが、もう1月中旬に差し掛るわけでありますので、原口大臣がお帰りになりましたら、亀井大臣とお二人の大臣おそろいの席で、具体的に問題点の詰めをやっていただこうというふうに思っておりまして、なんとか通常国会に、いい形の法案を提出したい。そのための諸準備いろいろあると思いますけれども、しっかりやっていきたいというふうに考えているところでございます。
 通信、放送につきましては、大臣が今インドの方に出張中でいらっしゃいますけれども、出先でもお話がありましたように、幾つも課題があるわけでありまして、通常国会に法案を提出するということもありますので、しっかりこれについても内藤副大臣をお支えしながら取り組んでいきいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

人事

 もう1問お願いします。今朝、報道で鈴木事務次官をですね、郵政改革の室長の方にスライドしていただいて、新たに岡本総務審議官を事務次官にというような報道がありましたけども、これについて事実関係をお願いします。
 (渡辺副大臣) もちろんその記事は見ておりますけれども、ここまでこういう具体的な話はしておりませんし、また、人事は、大臣の専権事項でございますから、この点について今ここで、私どもがどうであるということはとても言える立場にございません。ただ、報道は読んでおります。
 ありがとうございました。
 (渡辺副大臣・長谷川大臣政務官) ありがとうございました。

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