総務省では、AIに対する脅威への技術的対策等について検討を行うことを目的として、サイバーセキュリティタスクフォースの下で「AIセキュリティ分科会」(主査:森 達哉 早稲田大学 理工学術院 教授)を開催します。
1 背景・概要
生成AIを始めとするAI技術は加速度的に発展しており、あらゆる領域で社会実装が急速に進んでいます。
このような中、AIの安全安心な活用促進のために「AI事業者ガイドライン」が策定され、各主体が連携して取り組むべき共通の指針の一つとして「セキュリティ確保」が位置付けられています。また、AIの安全性に対する国際的な関心の高まりを踏まえ、我が国においても関係省庁・関係機関から構成される「AIセーフティ・インスティテュート(AISI)」が設立され、AIに対する脅威の特定等が行われています。
このような状況を踏まえ、AIに対する脅威への技術的対策について検討を行うことを目的として、「サイバーセキュリティタスクフォース」の下で「AIセキュリティ分科会」を開催します。
2 主な検討事項
(1)AI開発者及び提供者におけるAIに対する脅威への技術的対策の在り方
(2)上記の対策の普及啓発の在り方
3 構成員
4 スケジュール
令和7年9月18日(木)に第1回会合を開催し、以降順次開催する予定です。