総務省トップ > 広報・報道 > 報道資料一覧 > 日ASEANサイバーセキュリティ能力構築センター(AJCCBC)における官民連携による演習実施

報道資料

令和8年3月16日

日ASEANサイバーセキュリティ能力構築センター(AJCCBC)における官民連携による演習実施

 総務省は、日ASEANサイバーセキュリティ能力構築センター(AJCCBC)において、初めて日本企業と連携した演習等を実施しました。
 総務省は官民連携の下、一国だけでは対応が困難なサイバー脅威への国際的な協働を強めるべく、演習等の実施を通じて、ASEAN地域におけるサイバーセキュリティ体制の強化に貢献します。

1 背景・概要

 近年、政府や重要インフラ事業者等を標的とするサイバー攻撃が世界的に増加するなど、サイバー空間における脅威は複雑化しており、これらの脅威に実効的に対応できるサイバーセキュリティ人材の育成が国内外共通の課題となっています。
このような背景の下、総務省では、平成30年9月にASEAN各国と連携して日ASEANサイバーセキュリティ能力構築センター(AJCCBC)を設立し、実践的サイバー防御演習(CYDER)(※)をはじめとする演習型研修を通じ、ASEAN各国の政府関係者等を対象に、能力構築支援を実施しています。
 こうしたこれまでの取組を更に発展させ、高度化・巧妙化するサイバー攻撃への対応力を強化するため、総務省では、AJCCBCの研修内容の拡充及び多様化を推進しており、今般、その一環として初めて民間企業と連携した演習を実施しました。令和7年12月には、標的型メール攻撃への対処能力の向上や、安全なクラウド利用を支える運用・管理能力の強化を目的としたオンライン研修を実施するとともに、令和8年3月には、当該研修の内容を踏まえて、サイバー攻撃等の脅威を把握・分析し、効果的な防御措置を講ずる演習を実施しました。
 総務省は、「サイバーセキュリティ戦略」(令和7年12月23日 閣議決定)及び「サイバーセキュリティ分野における開発途上国に対する能力構築支援に係る基本方針」(令和3年12月 サイバーセキュリティ戦略本部決定)において、国際的な能力構築支援が重要施策として明確に位置付けられていることを踏まえ、AJCCBCの取組をはじめ、引き続き国際連携及び能力構築支援の強化を図り、自由、公正かつ安全なサイバー空間の実現に貢献してまいります。
 
(※)CYDER(Cyber Defense Exercise with Recurrence)は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が実施している、国の行政機関、地方公共団体、独立行政法人、重要インフラ事業者等の情報システム担当者等を対象とした体験型の実践的サイバー防御演習です。

2 研修・演習の概要

実施期間:オンライン研修 令和7年12月9日(火)、11日(木)
        対面演習     令和8年3月10日(火)から3月13日(金)まで
実施場所:AJCCBC(タイ国家サイバーセキュリティ庁舎内)
参  加  者:ASEAN加盟国の政府関係者、重要インフラ事業者等
主   催:総務省、AJCCBC
協   力:タイ国家サイバーセキュリティ庁、国際協力機構(JICA)、株式会社網屋、株式会社マクニカ、
        株式会社サイバーセキュリティクラウド、GMOサイバーセキュリティbyイエラエ株式会社
※次年度も同様の取組を実施予定です。
連絡先
サイバーセキュリティ統括官室
担当:吉岡補佐、岡本専門職、坪井官
電話:03-5253-5431

ページトップへ戻る