1 概要
人工知能(AI)については、他のAI、情報システム等と連携し、ネットワーク化されること(AIネットワーク化)により、その便益及びリスクの双方が飛躍的に増大するとともに、広く波及することが見込まれています。
総務省情報通信政策研究所は、平成28年2月から6月まで「AIネットワーク化検討会議」を開催し、2040年代を見据え、AIネットワーク化の進展を通じて目指すべき社会像や基本理念の整理、AIネットワーク化が社会・経済にもたらす影響及びリスクの基礎的な評価や検討すべき課題の整理を進めました。
また、同年4月29日及び30日に行われたG7香川・高松情報通信大臣会合において、高市総務大臣から、『AI開発原則』の策定に向け、G7、OECD等において国際的な議論を進めるよう提案した結果、参加各国から賛同を得ることができました。
このような背景のもと、「AIネットワーク化検討会議」を発展的に改組する形で、同年10月に「AIネットワーク社会推進会議」を立ち上げ、『AI開発原則』の内容を具体化した『AI開発ガイドライン』の策定に向けた検討を進めるとともに、様々な分野におけるAIの利活用の場面を想定して、AIネットワーク化の社会・経済にもたらす影響やリスクについて検討を進めています。
なお、AIの開発の在り方に関しては、G7情報通信大臣会合以降、欧米においても、米国ホワイトハウスや欧州議会が報告書を取りまとめるなどの動きが見られるようになってきています。
このような状況を踏まえ、今後のG7やOECD等における『AI開発ガイドライン』の策定に向けた国際的な議論の推進等に資することを目的として、米国、EU、イタリア、ドイツ及びフランスの政府関係者やOECDの代表者のほか、民間からもAIの分野の国際的な議論をリードする主要な団体の代表者を含む国内外のトップレベルの有識者の参加を得て、
「AIネットワーク社会推進フォーラム」(国際シンポジウム)を開催します。
2 日時及び会場
〇 日時:平成29年3月13日(月)11時00分〜17時30分(予定)
3月14日(火) 9時30分〜18時00分(予定)
〇 会場:東京大学 伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール(東京都文京区本郷7-3-1)
3 主催等
〇 主催: 総務省
〇 協賛: 国立研究開発法人科学技術振興機構(予定)
〇 後援: 内閣府、日本経済新聞社
〇 協力: 株式会社角川アスキー総合研究所
4 プログラム
5 参加費及び申込み
〇 参加費: 無料
〇 申込み: 平成29年2月18日(土)以降、次に掲げるホームページからお申し込みください。
「AIネットワーク社会推進フォーラム」ホームページ(
http://adnet.nikkei.co.jp/e/ai_201703/)
から必要事項を記載し、お申し込みください。(締切:3月3日(金))
なお、申込み多数の場合には、抽選等により入場を制限させていただく場合がありますので、
予め御了承ください。
申込みに関するお問い合わせは、「AIネットワーク社会推進フォーラム」事務局まで御連絡ください。
(平成29年2月18日(土)以降に事務局が開設します。)
電話:03−5159−2208 (受付時間 10時00分〜17時30分(土、日、祝日を除く))
電子メール:
ai-kokusai/atmark/creative-net.co.jp
※ 迷惑メール防止のため、「@」を「/atmark/」と表記しています。
送信の際には、「@」に置き換えてください。
<参考>