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報道資料

令和2年9月30日

「令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」の公表

 総務省情報通信政策研究所は、東京大学大学院情報学環 橋元 良明教授(※)ほかとの共同研究として「令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」を実施し、その報告書等を取りまとめましたので公表します。
(※)橋元 良明教授は、令和2年4月から東京女子大学現代教養学部教授に就任。

1 背景・目的

 本調査は、インターネット、ソーシャルメディア等のインターネット上のメディア、テレビ、ラジオ等の情報通信メディアについて、利用時間の長さ・時間帯、利用率、信頼度等を継続的に把握し、新聞、雑誌等の情報通信メディア以外のメディアを含め、メディア間の関係や利用実態の変化等を明らかにすることを目的として、東京大学大学院情報学環 橋元 良明教授ほかとの共同研究により、平成24年から毎年実施している調査です(今回で8回目の調査)。
※東京経済大学コミュニケーション学部 北村 智准教授、東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター 河井 大介特任助教。なお、北村 智氏は令和2年4月から同教授に就任。

2 調査報告書の主なポイント(概要)

  •  主なメディア では、「テレビ(リアルタイム)視聴」 の平均利用時間が最も長く、平日161.2分、休日215.9分。平日は若干増加に転じ、休日は減少。次いで「インターネット利用」の平均利用時間が平日126.2分、休日131.5分であり、平日は一貫して増加。
  •  インターネットの利用項目別の利用時間では、平日は「メールを読む・書く」が最も長く34.6分、次いで「ソーシャルメディアを見る・書く」が32.3分。休日は「動画投稿・共有サービスを見る」が最も長く37.2分、次いで「ソーシャルメディアを見る・書く」が36.2分。
  •   「スマートフォン」の利用率は91.1%に増加。「フィーチャーフォン」の利用率は初めて20%を下回り、18.3%に減少。
  •   主なソーシャルメディア系サービス/アプリの利用率は「LINE」が最も高く86.9%、次いで「Twitter」が38.7%。
  •   情報源としての重要度は「テレビ」が最も高く88.1%、次いで「インターネット」が75.1%。メディアとしての信頼度は「新聞」が最も高く68.4%、次いで「テレビ」が65.3%。

3 添付資料

<関係資料>

 本調査の質問票、集計表、過去の報告書等の関係資料については、当研究所のホームページをご覧ください。(https://www.soumu.go.jp/iicp/research/results/media_usage-time.html
連絡先
情報通信政策研究所 調査研究部
担当:庄司主任研究官
電話:03-5253-5496(直通)

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