総務省では、国土交通省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、防衛省とともに、社会資本のメンテナンスに係る優れた取組を表彰する第1回「インフラメンテナンス 大賞」について、総務大臣賞等の受賞者を決定しました。
1 インフラメンテナンス大賞とは
インフラメンテナンス大賞は、日本国内の社会資本のメンテナンス(以下「インフラメンテナンス」といいます。)に係る優れた取組や技術開発を表彰し、ベストプラク ティスとして広く紹介することにより、我が国のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者等の取組を促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的として実施するものです。
2 応募状況・審査
第1回目となる今回は、平成28年11月にホームページへの掲載等により募集を開始し、同年12月28日に締め切ったところ、全国から248件(うち情報通信関係施設に 係るもの19件)の応募がありました。これらの案件の中から、有識者により構成された選考委員会(委員長:大西 隆 豊橋技術科学大学学長/日本学術会議会長。委員名簿は
別紙1
のとおり。)の審査を経て、以下のとおり、総務大臣賞2件、特別賞1件、優秀賞3件の受賞者を決定しましたのでお知らせします。なお、全受賞案件の一覧は
別紙2
のとおりです。
表彰の種類 |
部門※ |
分野 |
応募者
(代表企業・団体名) |
応募案件名 |
総務大臣賞 |
ウ |
情報通信 |
エヌ・ティ・ティ・ インフラネット(株) |
屋外設備データベースのメンテナンスを抜本的に効率化する計測・管理技術の開発 |
情報通信技術の優れた活用に関する総務大臣賞 |
ウ |
道路 |
首都高速道路(株) |
GISと三次元点群データを活用 した道路・構造物維持管理支援システムの開発 |
特別賞 |
ア |
情報通信 |
(株)NTTファシリ ティーズ |
全国各地へ面的に広がる日本の通信インフラの保守、機能継続 |
優秀賞 |
ア |
情報通信 |
東日本電信電話(株) |
通信用鉄塔設備劣化度判定の簡易化・定量化の実現と点検業務効率化の推進 |
ア |
情報通信 |
(株)NTT東日本− 東北 |
元位置工具による共架柱の更改コストの削減について |
ウ |
情報通信 |
讀賣テレビ放送(株) |
タブレット端末を使用したオンエア監視装置の開発 |
※ ア メンテナンス実施現場における工夫部門、イ メンテナンスを支える活動部門、ウ 技術開発部門
3 今後の予定について
7月24日に関係省庁と合同で、各大臣賞等の表彰式を開催する予定です。