1 目的
我が国の国際海底ケーブルは、我が国の国際通信のほとんどを担っており、経済活動や社会活動を維持する上で欠かすことのできない重要なインフラとなっているところ、我が国のAI活用の推進等の観点からもその重要性は一層高まっています。他方、我が国周辺における国際海底ケーブルの損壊事案の増加が見込まれるほか、国際海底ケーブルの所有主体の変化や技術の進展など国際海底ケーブルを巡る環境が変化する中、我が国の国際海底ケーブルの自律性を確保するためには、その防護体制の強化をはじめ、多角的な対応策を講ずることが求められています。
こうした点を踏まえ、国際海底ケーブルの防護策等について検討を行います。
2 当面の検討事項案
(1) 国際海底ケーブルの防護体制の強化その他国際海底ケーブルの自律性の確保に向けた方策
(2) 上記(1)を踏まえた、政策的な対応の在り方
(3) その他
3 構成員
4 スケジュール
令和7年11月11日(火)に第1回会合を開催し、以降順次開催の上、令和8年夏頃を目途に報告書を取りまとめる予定です。