東京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ストックホルム及びソウルの7都市における、インターネット、固定電話、携帯電話、国際電話等のサービスについて調査を行いました(平成22年3月末時点のTTSレート(対顧客売外国為替相場)により比較)。
基本的に、平成22年3月末時点の料金を比較しています。ただし、それ以降の料金改定の最新情報が入手できたものについては、最新の料金を反映させています。
東京における料金の概要は以下のとおりです。詳しくは別紙を御覧ください。
○ ブロードバンド(DSL及びFTTH)料金は、おおむね平均的又は低廉な水準にあります。
○ 固定電話料金は、個別料金による比較ではおおむね平均的又は低廉な水準にあり、モデル料金※による比較では、平均的な水準にあります。
○ 携帯電話料金は、モデル料金による比較では平均的又は高い水準にあり、各国の平均利用分数に基づく比較では、月額料金は平均的な水準であり、1分当たりの料金は高い水準にあります。
※ 各都市の通信料金を比較するために、時間帯、距離帯別にそれぞれ何回通話する、といった仮想の利用形態(モデル)を設定し、このモデルに従って通信サービスを利用した場合に要する料金を指す。
(注) 電気通信サービスに係る内外価格差については、各国とも通常料金・割引料金の別をはじめ、様々な料金体系が存在し、利用形態により要する料金が異なること、同一国内でも地域間格差があり得ること、また、為替レートの変動に大きく影響を受けることなどから、その大小は必ずしも一概には言えません。したがって、これらの点に留意し、本調査結果は指標の一つとして捉えることが適当です。