1. 加入者回線の設置数に占めるNTT東日本・西日本のシェア (1) 令和元年度末の加入者回線の設置数に占めるNTT東日本・西日本のシェアは、主に、NTT東日本・西日本がほぼ独占(96.8%)しているメタル回線(二線式)の加入者回線全体に占める割合が減少(平成30年度末:40.1%→令和元年度末:37.9%)したことにより、低下している(平成30年度末:74.5%→令和元年度末:73.4%[▲1.1パーセントポイント])。 (2) NTT東日本・西日本の別に見ると、NTT東日本・西日本の加入者回線の設置数のシェアはいずれも低下している(NTT東日本は、平成30年度末:79.2%→令和元年度末:78.5%[▲0.7パーセントポイント]、NTT西日本は、平成30年度末:69.9%→令和元年度末:68.4%[▲1.5パーセントポイント])。 (3) 都道府県別に見ると、全ての都道府県でNTT東日本・西日本の加入者回線の設置数のシェアが50%を超えている。なお、兵庫県(55.4%)、奈良県(57.7%)、滋賀県(57.0%)、大阪府(59.3%)、三重県(59.5%)の1府4県は50%台となっている。 2. 光ファイバ回線の設置数に占めるNTT東日本・西日本のシェア (1) 令和元年度末の光ファイバ回線の設置数に占めるNTT東日本・西日本のシェアは、電力系事業者や地域系CATV事業者等の影響により、低下している(平成30年度末:76.1%→令和元年度末:75.2%[▲0.9パーセントポイント])。 (2) NTT東日本・西日本の別に見ると、NTT東日本・西日本の光ファイバ回線の設置数のシェアはいずれも低下しており、その傾向は西日本においてより顕著となっている(NTT東日本は、平成30年度末:90.6%→令和元年度末:90.2%[▲0.4パーセントポイント]、NTT西日本は、平成30年度末:62.8%→令和元年度末:61.5%)[▲1.3パーセントポイント])。 (3) 都道府県別に見ると、NTT東日本・西日本の光ファイバ回線の設置数のシェアが50%以下の都道府県は、三重県(40.2%)、滋賀県(41.1%)、奈良県(42.6%)、徳島(45.9%)、愛知県(46.7%)の5県となっている。 |